ディレクター、バイヤーの想いを載せたアイテム、それが「別注」。今回はそんな「別注」アイテムにフォーカスし、作り手のこだわりをとことんお届けします。
〈Brilla per il gusto〉ディレクター 小林順平
EMMETI JURI BEAMS3
「ブランドのアイコン的モデル”JURI(ユリ)”。そこからさらに〈Brilla per il gusto〉らしくディテールを変更させた一着がこちらの”JURI BEAMS 3”です。モデル名にもあるように、別注第3弾のモデル。一度完成したアイテムも時代に合わせたり、お客様の声やスタッフの意見から常にアップデートさせていくのがビームスの流儀です」
「最大の特徴は、袖がテーラードジャケットのような前振りになっている点。ライダースジャケットは袖が直線的になっているものが多く、ポケットに手が入れづらいなどデイリーに着用するには少し気になる点がありましたが、そこを改良することにより、快適に纏っていただけるライダースジャケットに仕上がりました。大人のリラックススタイルを男らしく、上質に映してくれる一着です」
「ライダースジャケットを着崩すスタイルが一般的になってきた中での反動もあり、個人的には王道な着こなしが新鮮に感じています。ただ、オールブラックだとハードすぎると思いインナーをグレーに、パンツもグラデーションになるようウォッシュのブラックデニムを合わせました。グレーの柔らかなトーンで纏めることで、今の時代の空気感も少し感じて頂けると思います。足もとはレザースニーカーやブーツなど、気分に合わせて選んでも洒落ています」
〈Brilla per il gusto〉バイヤー 無藤和彦
EMMETI CORBY
「”エレガンテ・スポルティーヴォ”。スポーティでいながらエレガンスなスタイルを提案するイタリアのレザーブランド〈EMMETI〉。巧みな技術によって作り込まれるしなやかなレザーアイテムは、身体に馴染むという表現がまさにしっくりきます。今回渾身の別注としてご紹介するのは、こちらのダブルライダースジャケット”CORBY”。力強い顔をしていながら、柔らかな着心地とすっきりとしたシルエットで色気を漂わせる一着です」
「ラギッドな雰囲気が格好良いダブルライダースジャケット。その男らしい顔つきは活かしながら、ディテールを排除しシンプルにすることで、洗練された上品な雰囲気漂うダブルライダースジャケットに仕上げました。ソフトな印象のダークグレーのスエードも様々な装いに合わせやすく、こなれたスタイルで映してくれます」
「ダブルライダースの存在感を活かすべく、コーディネートは柄を使わずシンプルに纏めました。ダークグレースエードの奥行きあるニュアンスをピンクのカットソーで引き立てて。ニットではなくカットソーを合わせラフにこなすことで、色の柔らかさとの絶妙な塩梅を狙いました。パンツは、グレーともピンクとも相性の良いオフホワイトの5ポケット。クリーンな都会感を前に、男らしいハードさは奥に潜ませた、大人の遊び心ある装いです」
〈Brilla per il gusto〉マーチャンダイザー 藤原佑規
EMMETI JURI BEAMS3
「ブランドの得意とする滑らかなレザーを存分に活かし、シャープに仕上げた”JURI BEAMS3”。そのキリッとした男らしい表情を、絶妙に柔らかくこなした一着がこのグレージュというカラーです。ベージュにグレーが重なった品のあるニュアンスが、シンプルながら大人の色気を漂わせる洗練された装いを可能にしてくれます」
「圧倒的な着心地の良さもブランドの魅力の一つ。硬く、ハードなレザーのイメージが覆るような、包み込まれるしなやかさで魅せてくれます。”JURI BEAMS3”では、着丈と袖丈を日本人にフィットするよう変更しており、その着心地を余すことなくジャストなサイジングで存分に愉しめる点もポイント。こだわる大人の男性のための上質な一着です」
「甘くなりすぎず、トレンド色も取り入れたスタイル。レザーのライダースはやや強い印象のアイテムですが、インナーに柔らかい雰囲気のタートル、パンツはウール素材を合わせることで柔和かつ上品な装いに仕上がります。レザーの質感とパンツの柄でさりげないアクセントと遊び心が加わり、甘くもクールな色気ある空気感で映してくれます」
次は何を別注しよう。
Photo & Edit / Kengo Motoshige