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〈小鹿田焼〉の陶器

( 坂本浩二窯 × fennica )

柳宗悦、バーナード・リーチが

絶賛した民藝

〈小鹿田焼〉の陶器

坂本浩二窯 × fennica

  • お高いファニチャーには簡単に手が出ないけど、わりあい気楽に買えるテーブルウェアであればちょっぴりこだわって選ぶという人も多いんじゃないでしょうか。そんな方にオススメしたい名品があります。フェニカがセレクト、別注する〈小鹿田焼(おんたやき)〉です。大分県日田市で1705年に開窯、以来10軒の窯元が一子相伝で製法を守り続けている小鹿田焼。柳宗悦やバーナード・リーチに絶賛された民藝の窯としても知られ、日常使いの器として古くから愛されてきた器です。『飛び鉋(かんな)』や『打ち刷毛(はけ)目』と呼ばれる独特かつ味わい深い装飾も、不思議と料理の味わいも深めてくれるような気がするんですよね。
  • WHY

    生活に馴染む

    土着的な美しさ

    なぜ愛されてきたのかといえば、まずは厚手で日常使いに適していること。また見かけはどっしりとしていながら、実際に持ってみるとそうでもない。この手取りのよさは、日用の器を焼いてきた窯ならではといえるでしょう。器の表面に複数の色を用いる「染め分け」と呼ばれる技法も、どこか素朴でキレイすぎず、土っぽい温かみがあります。すると和食にも馴染みやすく、心が落ち着いて毎日眺めても飽きない魅力があるんですね。

    中央の白い輪は、器を焼く際に重ねて窯に入れるためできる「蛇の目」と呼ばれる模様。ちなみに一番上に重ねられた器に蛇の目はつきません。

  • DETAIL

    一つ使って〈小鹿田焼〉に

    目覚める人が続出

    〈フェニカ〉では色彩の美しいセレクト品や、<小鹿田焼>の名陶工・坂本浩二窯の坂本拓磨氏のスぺシャル別注品まで、さまざまな器を用意。思わずほっこりする素朴な表情、美しさは眺めてるだけでも楽しく、実際に使ってみれば愛着もひとしお。数がどんどん増えていくと、食卓がさらにおいしく見える。まずは使い勝手の良い平皿から始めてみるのオススメです。

    全てが手仕事のため、模様や色みなど一点一点少しずつ異なります。「人の手」を感じられる、それすなわち「暖かみ」、というやつですね。

    底面には、小鹿田焼きを証明する刻印が掘られています。

( Staff Snap & Voice )

料理を美味しそうに見せてくれるブルーの差し色がお気に入りです。普段からカジュアルに使えるけど、表情に品がある小鹿田焼は、飽きることなく長く愛用できますね。

神谷 智美(オウンドメディア制作課)

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