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About Us

ビームスが思う理想の男性像

"MR_BEAMS"とは、ファッションをきちんと理解しながらも、
自分の価値観で服を選べる
"スタイルをもった人"のこと。
と同時に、決して独りよがりではなく、
周りのみんなからも「ステキですね」と思われる、
そのスタイルに"ポジティブなマインドがこもった人"のこと。

今回立ち上げたオウンドメディア#MR_BEAMSには、
私たちビームスが考える理想の大人の男性像と、
そんな理想の彼が着ているであろうステキな服、
そしてMR_BEAMSになるために必要な
洋服にまつわるポジティブな情報がギュッと詰め込まれています。

本メディアを通じて、服の魅力に触れていただいた皆様に、
ステキで明るい未来が訪れますように……。

今季のトレンドはぜんぶココに集約 中村達也的、春の10個の太鼓判

NAKAMURA’S NOTEBOOK

今季のトレンドはぜんぶココに集約 中村達也的、春の10個の太鼓判

今季のトレンドはぜんぶココに集約 中村達也的、春の10個の太鼓判

中村達也が解説するファッションの潮流。
その源流は、ミラノやフィレンツェが発信するトレンドではありません。
それはトレンドを生む人々の気分、そしてそれを左右する世の動き。
だからその太鼓判は、今の気分に響くのです。

(左)パリのヴィンテージショップ〈シャトー ルフセン〉のオリジナルスタンドカラージャケットは、ブリスベン モス社のリネン素材にメタルボタンを組み合わせた別注モデル。こちらもワントーンで上品に着こなすのが今季的です。

(右)ナチュラルカラーのリネン100%ダイアゴナル生地を用いた、ビームスエクスクルーシブモデルのスーツ。タイやチーフはスーツと馴染むような色調のものを合わせる、エレガントなワントーンコーディネートが今季の提案です。

VOL.1 リラックス感をプラスするなら…
リゾート系シャツ


「近年継続しているリラックス感のあるリゾートスタイルは、2024年春夏も続きます。そのコアアイテムとして今季外せないのがカジュアルシャツであり、なかでも一着は揃えたいのがリゾート系のシャツです。ゆったりとしたプルオーバーや開放感のあるオープンカラー、カプリシャツなどデザインのバリエーションは多彩ですが、素材はナチュラルなリネンが中心。無地からストライプ、チェック、トロピカルと柄も豊富であり、ペールトーンやパステルなどの鮮やかな色使いが特徴です」

リゾートシーンを想定した〈コロニー クロージング〉の定番『プールサイドシャツ』を別注。ストライプパンツ&ざっくり編んだケーブルニットを肩がけし、よりリラックス感を強調。濃いデニムベースのパンツで引き締めれば、都会でも浮き立ちません。

爽やかな配色のマルチストライプが今季的な、リネン素材のプルオーバーシャツ。ムラ感のある表情や開放的なワイドスプレッドカラーがリラックスした雰囲気ですが、ほどよいシルエットや細みのプラケットで大人のスマートさはキープ。

都会的な遊び心をプラスするなら……
ストライプ系シャツ


「久々にワードローブへ復活したカジュアルシャツですが、リゾート系と並んで注目したいのがストライプ系のシャツです。ストライプシャツというとドレス系を思い浮かべますが、80年代や90年代、さらに00年代前半にも流行したマルチストライプやオルタネイトストライプが主流で、どれもドレスにはない鮮やかな色使いです。どちらかというとリゾート系に対して都会的な遊び心を感じさせるシャツであり、鮮やかさを取り戻した今シーズンの象徴としてぜひ採り入れたいですね」

ブランド創業10周年を記念し、ビームス中村達也とのスペシャルコラボレーションシリーズとして展開するプールサイドシャツにゴートスエードのシャツジャケットをレイヤード。ホワイトショーツを合わせることで、マルチストライプの鮮やかさが引き立ちます。

ライトブラウン×ライトブルーの配色が、爽やかながら派手にならず、着こなしやすい一着。薄手のコットン生地で着心地も涼やかであり、開けてもさまになるワイドスプレッドカラーも相まって軽やかに羽織れます。柄シャツが苦手な人にもお勧め。

VOL2.シャツ以外にもバリエーションが急増
ストライプアイテム から目が離せない


「柄のトレンドとして、ここ数年にわかに注目されてきたストライプ。その流れが今季はとくに強まっているように感じます。ストライプシャツはその象徴ですが、シャツに限らず、ジャケットから単品パンツ、ショーツなどアイテムのバリエーションが実に豊富なことが、トレンドが本格化した証でしょう。どれもがリラックス感のあるアイテムであり、リラックスしたムードを演出するための柄となっているのがポイント。装いに一点採り入れれば今季らしくなるので、ぜひお試しください」

奥行きのあるブラウンベースのストライプ生地を用いたイージーパンツは、〈ブリリア〉が今季いち推しするモデル。表情豊かで、シンプルな着こなしもさまになる、主役級の存在感です。ストレッチリネンにビスコースが混紡され、穿き心地も申し分なし。
ストライプジャケット初心者でも着やすい、ネイビーベースの一着。リネンにテンセルをブレンドした生地はさらりとした肌ざわりで、軽やかな仕立ても手伝い、シャツ感覚で羽織れます。カジュアルなアイテムとも好相性。

VOL3.進化したあの柄に世界中が注目
マドラスチェックの 勢いが止まらない



「昨年に続き、トレンド柄として継続しているのがマドラスチェックです。春夏の定番パターンですが、とくにリゾートテイストやホリデー気分を演出するのにはうってつけ。今季も昔ながらのアメトラ的な配色のものや、ヨーロッパのブランドらしいモダンなカラーリングにアレンジされたものもあります。定番のシャツをはじめ、この春夏はジャケットも多くのブランドが提案。タイなどの小物類を採り入れても今季らしくなりますのでアクセントとして装いに加えてみてください」

やや明るめのネイビーとグリーンの配色が、春夏らしいフレッシュな印象のマドラスチェック柄プルオーバーシャツ。清涼感のあるコットンリネンで、汗をかくこれからの季節にぴったり。カーディンガンと靴で柄の色を拾った合わせが洒脱。
ブルーやオレンジというマドラスらしい色使いながら、グリーンをベースにすることでこれまでにない落ち着いた雰囲気に。ピュアリネン製ゆえナチュラルな素材感もマッチ。オレンジのリネンシャツでシックなジャケットスタイルに。
白場が多いため、イエローやオレンジなどの明るめの色が引き立ち、マドラスチェックならではのリゾートテイストを強調。ストレッチコットンリネン製で快適な着心地です。白場を拾った、ホワイトのトーン・オン・トーンで着こなします。
レッド、イエロー、ネイビーなどを組み合わせたトラディショナルなマドラスチェックのコットンタイ。白シャツにカーディガン、ホワイトバックスというアメリカントラッドなコーディネートも、太めのカーゴパンツによるハズしでモダンに。

VOL.4汎用性の高さで春夏の新定番に
この春はホワイト ジャケットを一着


「”流行は繰り返す”という名言はいくつかのアイテムに当てはまりますが、いわゆる白パンと同様に流行を繰り返しているのがホワイトジャケットです。かなり久しぶりの今季は、リネンやコットンジャケットの流れやリゾートという基調から、ヨーロッパでは着用者が増えている印象。白パンと同じように色合わせは基本不要であり、数あるテーラードジャケットのなかでも思っているよりずっと汎用性が高いので、これを機に春夏の定番ジャケットとして備えておくことをお勧めします」

オフホワイトのリネンレーヨンを用いたジャケットは、シャツのように軽やかな仕立てながら立体的なフォルムが楽しめるモデル『レイコ』。サイドベンツに変更した別注品です。白パンとのトーン・オン・トーンが新鮮。

通常はスーツでの展開が多い『ヴェスヴィオ』モデルのジャケット。コットンリネンの大ぶりなヘリンボーン生地ですが、オフホワイトゆえクラシックにならずモダンに羽織れます。織りで艶が際立ち、リッチな雰囲気も。

VOL.5 肩肘張らないムードが定番化
コットン&リネンスーツが なければ 春は始まらない


「春夏のスタンダードとして、昔から提案されてきたコットン&リネンスーツ。欧米では春夏の定番として長く親しまれていますが、ここ数年はドレススタイルのカジュアル傾向が高まり、リラックスしたムードそのものが受け入れられ、人気が高まっています。今季はベージュやブラウンなどのナチュラルカラーを中心に、幅広く取り揃えしました。タイドアップはもちろん、ノータイでリラックスした着こなしも良し。より自由なスタイリングを楽しんでください」

春夏の定番、ベージュのコットンスーツ。ドゥカ ビスコンティ社のバスケット織りコットンを用い、通気性抜群です。ベースはアンコン仕立ての別注モデル。リネンのバンドカラーシャツを合わせた、リラックス感のある着こなしが今季的です。
英国の老舗ベアード マクナット社のアイリッシュリネン製グレンプレイド生地で仕立てたスーツ。ハリ・コシのあるヘビーな素材で、肩やラペルの美しい仕立て上がりは絶品です。ボタンダウンシャツやニットタイの抜け感で硬軟のバランスを。

国内屈指のテーラード工房、リングヂャケット社の誇るハンドテーラリングを駆使した『フィレンツェ』モデルの新作。ベアード マクナット社のアイリッシュリネン生地は絶妙なモカブラウンで重すぎず、着やすいブラウンスーツです。

さらりとした肌ざわりが高温多湿な日本の夏場でも爽快な着心地をもたらしてくれる、コットンシアサッカースーツ。ホワイト×グレーのストライプとブラックのナットボタンで落ち着いた雰囲気があり、シックに着こなせます。

VOL.6 素材や色合いで進化を遂げた
とにかく新鮮に見える グレンプレイド


「英国伝統のグレンプレイドは、これまでおもにスーツやジャケット、単品パンツに用いられてきました。それが今季は、優雅さやリラックス感を醸すための柄として、様々なアイテムに載せて提案されています。リネンなどのナチュラルな素材感をベースに、鮮やかなカラーペーンなどでかっちりしすぎないようにアレンジされているのが特徴であり、スーツやジャケット、単品パンツに加え、ブルゾンやタイなども登場するようになりました。採り入れるだけで装いが新鮮に見えます」

オリーブグリーンをベースに、くすんだイエローとオレンジで構成されたグレンプレイドジャケット。マルゾット社のリネン生地で、掠れた柄の表情とナチュラルな素材感にリラックスした雰囲気が漂います。ベージュシャツで適度に馴染ませるのがポイント。
強撚ウールでしっかりと織り上げた英国フォックス ブラザーズ社のブラウングレンプレイド生地は、ハリ・コシによる仕立て映えと清涼感のある着心地。秋冬に多いブラウン系のスーツですが、あえて春夏に着るのが今季の気分です。
通常はかっちりした印象のグレンプレイドパンツも、ブルー系になるとリラックスした雰囲気に。パープル×ネイビーのリネン素材で、表情もナチュラル。ジャケットはもちろん、シャツやカットソーにも合うデニム感覚の万能ボトムスです。

VOL.7 Vゾーンに涼風を吹き込むひと工夫
リネン&ホワイト系の ネクタイで涼やかな演出を


「装いの印象を大きく左右するタイ。タイドアップしたスーツスタイルにおいても軽やかさやリラックス感といった今季のムードは共通しており、それらをVゾーンで表現するのがリネン系とホワイト系のタイです。ナチュラルな素材感にリラックスした雰囲気が漂うリネン系は、ペイズリーやティールブルーなど旬の色柄をプラス。春夏らしい軽やかさや涼やかさを表現する色として提案されているホワイト系は、ストライプや小紋でVゾーンに新鮮さをもたらしてくれます」

オフホワイトをベースとしたダイヤ柄タイは、ベージュのストライプシャツとウールコットンスーツとのトーン・オン・トーンのコーディネートが今季的。メリハリをつけないことで、洗練された上品さが際立ちます。
ベーシックなストライプタイも、リネン素材ならマットでナチュラルな表情になり、カジュアルな雰囲気が漂います。親しみやすい印象もあるので、初対面の人との面会など、シーンに合わせて使い分けると効果的。

VOL8.スニーカー感覚で履く次なる一手
足元は断然ホワイト&ナチュラルカラー


「足元のトレンドにも、ここ数年は多様化が見受けられます。なかでもこの春夏にいち推ししたいのがホワイトやライトベージュなど明るいナチュラルカラーのレザーシューズです。復活したレザースーニーカーの影響を受けた流れであり、スリッポンやホワイトバックス、あるいはダンスシューズなどカジュアルなデザインが主流。そこに白や淡い色のレザーが載ることで、スニーカー感覚の軽やかさと使い勝手がありながらも上品な足元が演出できます」

日本国内ではビームスのみで展開される〈デュカルス〉のスリッポン。ベージュのスエードとジュート巻きソールの組み合わせが、上品かつ涼しげ。ラバーソールゆえ履き心地も抜群です。

ベーシックなローファータイプのスリッポンも、ホワイトスエード採用でがぜん新鮮に。ブリックソール採用でアクセントに最適です。非常に軽量なつくりになっており、長時間履いても疲れにくいのがポイント。

VOL9.軽装になるこの季節だからこそ
軽薄にならないために品のあるライトグレーを


「全体的に色調が明るめになっている今季。ホワイトやペールトーン、スモーキーパステルといったトレンドカラーがそうした傾向を示していますが、ライトグレーもそのひとつです。明色ながらもシックで品のあるカラーであり、同じくトレンドカラーのホワイトとも好相性。軽装になるこれからの季節にあって、軽やかながらも上品で落ち着きのある色として注目です。全体のコントラストをつけない、ホワイトのアイテムとの上品でクリーンなコーディネートがお勧めですね

珍しいライトグレーのリネンコットンで編み立てたチルデンセーター。ブルーのライン入りで爽やかな印象があり、ドライタッチや抜群の通気性も相まって夏場のリゾートなどにも最適です。白のリネンシャツとショーツで軽快に着こなすのが正解
コントラストが強い柄色が多い千鳥格子のジャケット。ライトグレーに白の配色は、柔らかな雰囲気で新鮮です。コットンベースで着心地も軽快。適度な構築感のある別注モデル『コスタ アズッラ』ゆえ、白基調の合わせも軽くなりすぎません。

VOL10.気分は黒から柔らかな色みへ
ライトカラーレザーのブルゾンが気になる


「全体的に色調が明るめになっている今季。ホワイトやペールトーン、スモーキーパステルといったトレンドカラーがそうした傾向を示していますが、ライトグレーもそのひとつです。明色ながらもシックで品のあるカラーであり、同じくトレンドカラーのホワイトとも好相性。軽装になるこれからの季節にあって、軽やかながらも上品で落ち着きのある色として注目です。全体のコントラストをつけない、ホワイトのアイテムとの上品でクリーンなコーディネートがお勧めですね」

大人らしい雰囲気を醸せる襟付きのシングルライダースブルゾンは、レザーを敬遠していた方にもお勧めの一着。他にはないライトベージュのラムレザーが上品であり、きめ細かな表情は高級感も申し分なし。柔軟かつ軽量で着心地抜群です。

Photo / Kiyotaka Hatanaka
Styling / Akihiro Shikata
Hair / Takuya Baba [Sept]
Text / Yasuhiro Takeishi [City Writes]
Model / Daisuke [Donna], Ben [The Management], Olivier [Exiles]

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