2026 SPRING SUMMER VOL.13
LONDON NOW!
"MR_BEAMS"とは、ファッションをきちんと理解しながらも、
自分の価値観で服を選べる
"スタイルをもった人"のこと。
と同時に、決して独りよがりではなく、
周りのみんなからも「ステキですね」と思われる、
そのスタイルに"ポジティブなマインドがこもった人"のこと。
今回立ち上げたオウンドメディア#MR_BEAMSには、
私たちビームスが考える理想の大人の男性像と、
そんな理想の彼が着ているであろうステキな服、
そしてMR_BEAMSになるために必要な
洋服にまつわるポジティブな情報がギュッと詰め込まれています。
本メディアを通じて、服の魅力に触れていただいた皆様に、
ステキで明るい未来が訪れますように……。
2026 SPRING SUMMER VOL.13
好感度とは、特別に飾ることではありません。まして、誰かのために頑張りすぎた装いでも自分だけが満足する主張でもない。その場に自然と馴染み、周囲に心地よさを残すことだと、私たちは考えます。
きちんとしているのに堅すぎず、リラックスしているのにだらしなく見えない。その絶妙なバランスが、装いに余裕として表れます。
〈ブリッラペルイルグスト〉が大切にしているのは、“流行”と“自分に似合う”のどちらかを選ぶことではなく、その間にある心地よい距離感を知ること。無理をしない姿勢こそが、いちばんの好感度につながるのです。

きちんと見えるのに、どこか肩の力が抜けている。大人に必要なのは、洗練か遊び心かを選ぶことではなく、その間を軽やかに行き来する自由な感覚です。〈ブリッラペルイルグスト〉ディレクター・小林順平が、その考え方を軸に、2026年春夏の装いを解説します。
「季節の変わり目が曖昧になった今、レザーという素材の立ち位置も変わってきました。重たいものではなく、装いに奥行きを与えてくれる存在として、採り入れやすくなっています。〈フーロンミラノ〉の『ブレラ』は、きめ細かな毛並みを持つ上質なカーフスエードを使用。光の当たり方で陰影が生まれ、レザー特有の強さを感じさせながらも、どこかやわらかい表情を見せてくれます。ブラックやブラウンだけではなく、色の選択肢が広がっているのも今季らしいポイント。存在感のあるレザーは、シンプルに着ることで品が際立ちます。インナーは軽さのあるニットで受け止め、ボトムスは〈マッシモコラード〉のトラウザーズで全体を整える。そのバランスが、レザーを日常に引き寄せてくれるのです」


「秋冬に続き、春夏もスーツの可能性をもっと広げていきたいと考えています。きちんと着るだけがスーツではなく、ノータイや開襟シャツ、柄シャツ、ニットなどを合わせることで、装いの幅や愉しさはぐっと広がるからです。スーツは、着丈やウエストの寸法修正を加えた〈ティトアレグレット〉による別注仕様。迫力あるラペルやゴージライン、肩の表情が生む佇まいはそのままに、よりモダンで軽快な印象に仕上げました。コットンのドライな質感にウールのしなやかさを掛け合わせた生地は、軽やかでありながら仕立て映えも十分。ニットやレザーサンダルとも好相性で、春夏の気分に心地よく寄り添う〝自由なスーツスタイル〟を無理なく愉しめます」

「ブラウンとベージュをミックスしたようなニュアンスカラーは、今季を象徴するキーワードのひとつ。ブルーやグリーン、ピンクといったカラーがスモーキーにシフトした流れを受け、ベージュやブラウンといった定番色にも、より奥行きのある表情が加わりました。〈タリアトーレ〉のジャケットは、シルクをブレンドすることで生地に自然な光沢を生み、重たく見えがちな色味を軽やかに仕上げています。ネップがさりげないアクセントとなり、単調にならない点も魅力です。アンコン仕立ての『ヴェスビオ』は、日本人体型に配慮した前肩補正を施し、今シーズンから着丈を少しだけ加寸。インナーにはタブカラーシャツ、トラウザーズもニュアンスを揃え、色の重なりを愉しむ大人のスタイルにまとめました」

「〈ブリッラペルイルグスト〉は、日常に溶け込むリアリティのあるスタイルを大切にしながら、季節感や気分が高揚するような色使いの提案も欠かしません。今季は、ピンクやグリーンといった色をスモーキーなトーンで採り入れることで、大人が自然に愉しめる表現へと昇華しています。〈タリアトーレ〉のジャケットは、リネン×ウールのヘリンボーン生地を採用。清涼感のある軽やかさと、ウール由来の上品さを併せ持ち、春夏から秋口まで活躍します。掠れたような表情がピンクの主張をやわらげ、派手さを感じさせないのもポイント。そこにベージュのウエスタンシャツとニュアンスカラーのパンツを合わせ、色を効かせながらも落ち着いた印象に仕上げました」

「夏でもジャケットスタイルを楽しみたいという声は年々増えており、その流れを受けてシャツジャケットの存在感も高まっています。薄いシャツ生地を使い、Tシャツの上にさらっと羽織れる軽さが最大の魅力です。〈ジャンネット〉のシャツジャケットは、コットンリネンのオックスストライプ素材を採用。吸湿性と通気性に優れ、汗ばむ季節でも肌離れがよく、日本の夏に適した着心地を実現しています。ラペル幅を広くアップデートすることで、シャツ感覚でありながら今のムードもしっかりと反映。堅さは一切なく、あくまで軽やかに。だからこそ、インナーにはポロシャツやTシャツ、ボトムスはショーツを合わせることをオススメします。夏の装いに〝羽織る選択肢〟を増やしてくれる一着です」


気負わず、自然体でいることが、いちばんの好感度につながる。
「長く続く日本の夏を、少しでも心地よく、そして前向きに愉しんでいただくために、今季は柄物のシャツにも力を入れています。プールサイドシャツは、カプリシャツのデザインを取り入れたリゾート感のある一着。大胆な柄でありながら、配色をシックにまとめることで、派手すぎず大人が着やすい表情に仕上げました。前開き部分にボタンを配した別注仕様により、街でも自然に着られるバランスを意識しています。一枚でさらりと着るのはもちろん、カジュアルなスーツやジャケットのインナーとして採り入れることで、装いの幅も格段に広がります。肩や身幅には程よくゆとりを持たせた空気をはらむようなフィッティングで快適な着心地です。柄を味方に、夏のスタイルをもっと自由に謳歌しましょう」

「ウィンタースポーツやセーリングといったアウトドアの世界観に、最高級の素材を掛け合わせた新提案で注目を集める〈シーズ〉。2018年にフランコ・ロロ・ピアーナとジャコモ・ロロ・ピアーナが設立した本ブランドを、今季初展開。アウトドアシーンが盛り上がる今、スポーティになりすぎず、大人が無理なく採り入れられる素材使いとデザインが魅力です。要所に〈ロロ・ピアーナ〉をはじめとしたラグジュアリーなファブリックを用い、アクティブでありながら上品な佇まいを実現しています。セーリングウェアから着想を得たリネン×メンブレンのアウターは、撥水性や通気性を備えつつ、スエードのディテールが品のある表情を演出。クラシックや定番を大切にしながら、今のムードを感じる新しい選択肢です」


「軽やかな素材や仕立て、リラックス感のあるスタイルが主流となる中で、シューズにも同じ価値観が求められるようになってきました。重厚な作りではなく、足取りまで軽く感じられるレザーシューズに注目しています。〈イルモカシーノ〉の別注モデルのアッパーには、柔軟性に優れた鹿革を使用し、裏地を省いたアンライニング仕立て。しなやかで柔らかく、足を包み込むような履き心地が魅力です。天然の油分を多く含む鹿革は、軽量でありながら耐久性にも優れ、通気性や吸湿性も高い素材。トゥ部分には薄く芯を入れることで、見た目の軽やかさを保ちながら実用性を向上させました。リネンスーツやシャツジャケット、軽快なトラウザーズと合わせ、今の装いに自然と馴染む一足です」


「昨年、店頭の反響が大きかったアイテムのひとつがスイムショーツ。コロナ禍が明け、旅行に出かける人が増えたことに加え、スイムショーツをイタリアのファッションブランドが手掛けたことで日本の街並でも自然に着られる存在へと進化したことが、その背景にあります。夏のバケーションを人生の目的にするほど大切にするイタリア人にとっては、この季節の一張羅ともいえるスイムウェアは特別な存在。だからこそ、毎年数着を買い替える文化があるほどです。その素晴らしい価値観を、日本の夏にも届けたいと考えました。ポケッタブル仕様で旅先や休日の外出でも活躍し、荷物を減らしたい旅にも便利なので、夏のワードローブに欠かせない存在です。街と旅を軽やかにつなぎ、日常にも自然と馴染みます」

「夏の定番としてすっかり定着したイージーパンツは、今やスタイリングの主役として欠かせない存在になりました。今季もさまざまなブランドから、素材やシルエットにこだわったラインナップが揃っています。シャツを合わせたリゾート感のある装いから、ジャケットやブルゾンと組み合わせた都会的なスタイルまで、着こなしの幅は実に多彩。軽快な穿き心地でありながら、シルエットはあくまで大人らしく整うのが魅力です。今季は、テーラードに代わる選択肢として提案する4ポケットブルゾンや、発色の美しいニットと合わせることで、イージーでありながらも品のある夏のスタイルを提案します。力を抜きつつ、きちんと見える。そのバランスこそが、今のイージーパンツの真価なのです」


何気ない所作が、その人らしさとなって、好感度という空気が生まれる。
長く愛されてきた定番ブランドには、理由があります。品質、着心地、佇まい。そのすべてが積み重なって生まれる安心感は、装いに自然な余裕をもたらすもの。好感度は、信頼できる選択から育っていくのです。
インラインのモデルをベースに、ライニングを省き軽快な着心地に。ベーシックなデザインはそのままに、程よいゆとりの現代的なシルエットへアップデート。〈ヴァルスター〉新提案の2プライヴァージンウールによる深みあるブラウンが、洗練された印象を与えます。
〈タリアトーレ〉で本来スーツ用として展開されていた『ヴェスビオ』をベースに、芯地を省いたアンコン仕立ての別注ジャケット。前肩補正で日本人体型に合わせた調整をしています。リネン×ウールのヘリンボーン生地が清涼感と上品さを両立し、春夏から秋口まで幅広く活躍します。
〈グランサッソ〉の春夏コレクションからピックアップした新作のケーブルニットポロ。リネン×コットンならではのスラブ感が表情豊かで、一枚でも十分さまになります。通気性に優れ、暑い時期でも快適。軽やかな着心地も魅力です。
イタリア製で高品質、そのうえ手に取りやすい価格が魅力の〈ギローバー〉。本作はエクスクルーシブ仕様として、ポケットのプリーツをシンプルな意匠に調整。立体的な襟のロールと美しいシルエットで、オン・オフを問わず活躍します。
〈ジャブスアルキヴィオ〉定番の『マサッチョ』をベースに、1プリーツ仕様へ別注。フィッティングにゆとりを持たせ、永久クリースを省くことで、可動域と上品さを両立しました。綾組織のペンシルストライプ生地は、ハリとストレッチ性を備え、仕立て映えする一本です。
〈ポルペッタ〉の定番モデル『パッソ』を、より柔らかな履き心地を追求してアップデート。アッパーにはゴートスエードのダブルフェイス構造を採用し、表裏ともにスエードを貼り合わせることで、足を包み込むようなソフトで快適なフィット感を実現しています。軽量設計も魅力。
2026 SPRING SUMMER VOL.13
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〈BEAMS F〉が描く正統の余白に宿る未来 Lead the World with Dress.
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