WHY

マドラスチェックはインド南東部生まれの伝統的な生地で、1900年代初頭にアメトラブランドが世に広めてから、１世紀以上も愛されているワードローブの超定番。このシャツに使われている生地は、手作業で染めた糸をゆ～っくり時間をかけて織り、仕上げに天日干しすることでサラッとドライな手触りを実現。なんせ熱帯～亜熱帯に位置するインドで古くから重宝された生地ですからね。ジメジメと暑い日本の夏にも、おあつらえ向きってワケです。もちろんコットン100％ゆえ吸水性もバッチリで、肌触りもグッド！やっぱり頼りたくなっちゃうでしょ？

カラフルなんだけど微妙にくすみ感のある色なので程よく上品。ゆえに悪目立ちすることもなし。

インド製を表す「Indian Madras」のネームタグ。タージマハルのイラストがかわいい♪

DETAIL

ちなみに、パターンは1960年代のアメリカ製ボタンダウンシャツをベースにしています。’60年代といえば日本のアイビールック全盛期。当時の空気感を忠実に再現しようとする粋な仕様なんですね～。両裾には＋マークのカン止めを施し、脇縫いは細幅3mmの本縫い、全体的な縫製の運針は3cm間に18本と、カジュアルシャツとしてはかなり本格的な作り。国内工場の熟練職人が手塩にかけて仕上げた一枚です！

伝統的にマドラスチェック生地が作られる、インド東南部からインポートした生地を使用しています。