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ウールモヘヤのボウタイ

( BEAMS PLUS )

コレを持ってりゃ

トラッドの階段を登れる!

ウールモヘヤのボウタイ

BEAMS PLUS

  • 「いい大人」と形容される年齢に成長したアナタに、ここでちょっとしたクイズです。友人や同僚の結婚パーティーの招待状に記される「ブラックタイでお越しください」、そのときのドレスコードを言えますか?……ググれば即解決するっちゃしますが、ブラックタイ=タキシードを着用したフォーマルスタイルです。黒のネクタイしてりゃオッケー!じゃないので悪しからず。黒のタキシードで、白シャツの襟には黒のボウタイを留める、が正解。いい大人なら片隅に留めておきましょう。まぁ、そこまでの正装を求められることは多くないと思いますが、いざという時に「知らなかった」では赤っ恥ですからね。さて、次なる問題はそのアイテムをワードローブに加えているかどうか。ちなみにボウタイを日本に紹介したのは、かのジョン万次郎と言われています。初代総理大臣・伊藤博文のポートレートもよく見るとボウタイ姿だし、キメの装いでのマストアイテムなんですね。たとえ出番は少なくとも、それを持っているかどうかの違いで、お洒落の深みに雲泥の差が出ると思うんですよ。だから、〈ビームス プラス〉のこのボウタイをば。って、いくらボウタイという呼称を使ってみても、いわゆる蝶ネクタイをするのは少々気恥ずかしさが残っちゃう? わかりますその気持ち。でもコレなら超いい塩梅というか、ちょうどいいんです、いろいろと。
  • WHY

    無地の黒、そのとき

    差が付くのは素材感

    何が調子いいかって、ウールに「モヘヤ」を混紡しいてるのがミソ。だからドフォーマルなテカテカとした光沢ではなく、温かみのある毛羽立ちした表情で“いい人そう”なウォーム感をプラスアルファしてるんです。く~~っ。コスプレ的な黒光りボウタイとはまるで違うじゃん。服飾史を鑑みれば夜の礼装=タキシードに合わせるのが王道。でも、これならドフォーマルのときでなくとも、シャンブレーやウエスタンシャツあたりと合わせた“肩の力を抜いた”カジュアルでトラッドなパーティースタイルにも対応しそうじゃない? フォーマルやトラッドといった服飾の基本を知りつつ、そのうえでさらにアレンジしてお洒落を楽しもうってときには、むしろそっちで使ってみたいかも!

    細かなサイズ調整も可能で、着用するシャツの素材や襟型などによって臨機応変に対応できます。なんなら筋トレで鍛えすぎたり、運動不足でぽっちゃりしてきたりで、ちょっと首が太くなっても無問題ですよ。

  • DETAIL

    “普遍的”であるため、

    不変でなく、常に変化し続ける!

    最後に大事なのが着用感ですが、そこはもう40年以上もドレス服の経験を蓄積してきた〈ビームスF〉を信じましょう♪日本人の体型をカバーすべく、腕の上げやすさやフィット感の見栄えを考慮して綿密なパターンを設定。ちなみにこの『日本人の体型をカバー』って、時代によって変わりますからね。このシャツも店頭でのフィードバックを踏まえ、幾度となくパターン修正を加えているとのこと。サイズ展開も37~43の7サイズと幅広いのも、普遍的なベーシックなアイテムゆえ。年に数度の冠婚葬祭だけでなく、ビジネス使いしてもいいでしょう。

( Staff Snap & Voice )

ボタンダウンシャツにタッセルローファーとあわせアメリカントラディショナルを演出しました。遊びを取りれたい時にはこれがシンプルで仕上げに一役買ってくれます。

間瀬 裕介(Eコマース)

FORMAL : OTHER ITEM

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