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ウールモヘヤのスーツ

( Brilla per il gusto )

“仕立て映えする”とは

こういうことさ

ウールモヘヤのスーツ

Brilla per il gusto

  • 極論。スーツの良し悪しはまず、生地で決まります。それは三ツ星料理人がどれだけ天才的な火加減で特売牛肉を調理しようと、最高級フィレのシンプルな鉄板焼きと味比べするには分が悪いのと同じ。装うためのシーンでネイビースーツに身を包むなら、ストレッチとか速乾とかは二の次で(あったほうがいいけど)、まずはハリ、ツヤ、コシで群を抜くサマーモヘヤを選ぶべきなんです。はい。
  • WHY

    大統領に選ばれる準備はできずとも、

    同じ服地を選ぶことなら容易OK

    そんなサマーモヘヤの代名詞であり、一説によると「国家元首の服地」とも形容されるのが、泣く子も黙るドーメル社のスーパーブリオ。アンゴラ山羊のなかでもまだ子羊の、しなやかで柔らかい毛を服地に仕立てると、静かな光沢を放つ、決して派手でなくとも品格のある佇まいになります。トラベル対応などの機能派スーツ全盛の今こそ、硬派な素材のありがたみが身に沁みます。

    キメ細かい素材感、ナチュラルな光沢感が生地の上質さを雄弁に物語ります。

  • DETAIL

    フレンチミルの最高級素材を

    日本を代表するスターシェフが調理

    ハリがあって、しなやかで、軽い。そんな三拍子揃った素材のよさにあぐらをかくなどという無粋はせず、仕立てるシェフも超一流。日本を代表するファクトリー・リングヂャケットの手により、見惚れるエレガントな佇まいが実現しました。三ツ釦の段返りで、肩パッドは省き、スラックスはワンプリーツと、ディテールはあくまでベーシックに。素材と調理がともに一流なら、あとは余計な手数をかけなければかけないほど、最強で最高な味になりますから。

    首から型や胸に向かって、体のラインに吸い付くような仕立ては惚れ惚れする美しさ。

( Staff Snap & Voice )

モヘヤ混特有のパリッとした生地感です。ドライタッチで夏本番でも快適に着用でき、おまけにシワにもなりにくい。ビジネスシーンはもちろん、リネンシャツを着たリゾートスーチングもおすすめです。

澤井 佑馬(ビームス 六本木ヒルズ)

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