SELECT ITEM

Leeの定番をアクティブウエアにアレンジ

SELECTOR
牧野 英明 (BEAMS Licensing Business Dept.)
Lee101-J

牧野 英明

(BEAMS Licensing Business Dept.)

Leeのデニムジャケットの代名詞といえば「101-J」

3大デニムブランドのひとつとして、今もなおヴィンテージ市場で支持を得ているアイテムです。

 

昔話なのですが、ビームス人として僕もヴィンテージアイテムはひと通りかじってきてまして、それこそリーバイスで言えばジャケットは1st、2nd、3rdは当たり前に、Leeもしっかり101-Jの赤タグを通ってきました。

個人的にはサテンのウエスターナーの方が好きでしたが、ナチュラルやブラウンより欲しかったのが、超希少なブラックサテン。

さすがにそれのオリジナルをマイサイズで見つけることができなかったので、’60sのヴィンテージを後染めしたこともありました。いま考えたらすごくもったいないないことしたな、と。

ということもあり、デニムジャケットはなぜかずっと好きで今も1着だけヴィンテージを所持しているのですが、やっぱり着心地は好きじゃなくて、気分で一年に一回着ればいいくらい。

そんな折に、自転車ブランドのナリフリ展示会で見つけたのがこちらのジャケットでした。

正規別注ということで、代名詞的なディテールの踏襲は完璧。ぱっと見は復刻アイテムですが、ディテール各所にナリフリらしいアレンジが成されています。

 

日本製のブラックデニムは、ラフな生地感を持ちつつもストレッチが効いているので動きやすく、ライディング時のカバーリングを考慮して、着丈は長めのラウンドにアレンジ。デニムジャケットでラウンド着丈ってところが、今のファッションとしてもとても着やすいかと思います。

 

背面両サイドにスリットポケットが施されており、いわゆる後期モデルのハンドウォーマー的な見え方をさせずにポケット機能を追加しているところに、アレンジャーのこだわりを感じました。

着脱がしやすいように、ボタンはすべてスナップボタンにアレンジ。アンティーク仕上げのスチールボタンもいい感じです。

裾のアジャスターもスナップボタンに。こちらはnarifuri刻印ボタン。

袖ボタンは調整用に2個ボタンにアレンジされてます。

右サイドにリフレクターピスタグ付き。

襟裏の補強ステッチがなんと、リフレクター糸で施されています。

小振りの襟を立てて風よけにした際に、まさに光るアレンジ。

そしてここが真骨頂。

背裏をメッシュライニングにして、背面ヨーク部分をベンチレーションにしています。これは良い!こういうハイブリッドなアレンジ大好物。

189cmでXLサイズです。

僕はヴィンテージのジャケットだとまず着丈は合わないのですが、これは中にパーカを着ても良いバランスで着用できました。

 

自分のように、オーセンティックなアイテムは好きだけど、やっぱり着心地や機能もあった方がいいよね、という方にはまさにおすすめ。

丸洗いできるので、自分的には走れる普段着。

いつもシャカシャカしたものばかり着ているので、こういったアイテムで気分を変えるのも、いいですね。

( PROFILE )

いつでも10km走れる
コーディネート
牧野 英明
(BEAMS Licensing Business Dept.)

2004年入社後、カジュアルからドレスまで幅広いキャリアを経験し、今やスポーツ業界に身体半分以上入れた名物シリアスランナー。#いつでも10km走れるコーディネートをテーマにした、「走るのに快適なファッション日常着」と「機能美溢れる高性能ギア」をセレクト。「これ走るのにイケそう」な独自目線による提案に注目あれ。ちなみに、フルマラソンベストタイムは2時間47分44秒(東京マラソン2023)

SELECT ITEMS
SELECT ITEMS

アイテム一覧

おすすめの記事

サーファー兼
サウナーです。

「ととのい」を加速させる究極グッズ、
試してみた!

(SELECT by Goto)

アウトドア ファッション

器って奥深いんですよね、
非常に。

美濃焼の魅力、和田が教えます。

(SELECT by Wada)

食器、キッチン

RANKING

アイテムランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
VIEW MORE
VIEW MORE
ONLINE SHOP
ONLINE SHOP