セレクトショップのオリジナルで、
20年以上変わらず店頭を飾り続けるモノって他にない!
はじめに、この名作はそんな意味でも稀有である、と申しておきたい。
コイツと出合ったのは、今から20年ほど前。ビームス プラス創成期だ。
当時は、‟尻ポケ”ではなく‟前ポケ”に!
と、必要最小限の‟財布スタイル”を提唱していましたね。
20年経った今といえば、電子マネーが定着。コロナ禍も相まって、
現金は持たずいかにスマートに持ち運ぶか、が主流となりました。
これまでさまざまなカラーを新調し、現在は3代目となるレッド。
風水的にはNGみたいですが、そんなの関係ねぇ~w
メインとして、週末使いのサブとして、
色で遊べるっていうのもコイツの魅力ですしね。
ベジタブルタンニンなめしによるイタリアの名レザーは美しく育ちます。
連載『ミツキのヤミツキ#9』で‟スラウチウォレット“と題し、
20年ぶりにフューチャーしたところなんと完売♪
何だかんだウンチクを書くよりも、‟20年経っても完売”の事実が
今みんなの欲しい!なんだってことを証明してくれますよね。
さらに詳しく裏側が知りたい!という方は『ミツキのヤミツキ』を読んでいただいて。
まさにBASIC&EXITINGなビームスの根幹を成す、名作といえます。
最後に、
手掛けたのはビームスでもお馴染み
“スタンダードサプライ”、‟アーツ&クラフツ“を手掛ける藤本孝夫氏。
某有名ブランドCでも定番になった同型の財布より
ビームス プラスのほうが先にリリースしていた⁈
なーんていう裏話を添えて。ちなみに、完売後→しっかり追加生産済です。
ミツキもすっかり‟paypayオジサン”。まさに‟今”の時代に相応しいロングセラー。
週末はコイツと、‟今”の時代に逆行するマールボロのレッドを手持ちで(笑)。