地平線に向かって一日400㎞を移動した、ニューメキシコ&アリゾナの旅。
ビームスバイヤーの買い付けに同行したのはもう8年前のこと。
さまざまなアーティストを取材させていただきましたが、
個人的に№1と感じたのはサンシャイン・リーブスでした。
なぜかって? とにかくスタンプワークが神業。
通常のアーティストはデザインをスケッチに下書きし
絵柄をシルバーに打っていくのですが、
サンシャイン氏は下書きをせずに頭の中のデザインをそのままフリーハンドで表現。
しかも速いなんの! リズミカルだけど正確で味わいがあって……。
ネイティブジュエリーの最も権威のあるコンテスト
「インディアンマーケット」で最優秀賞に輝くなど、
さまざまなプライズを取っている巨匠でありながら
「僕はずっとシルバースミスでありたい。材料+制作フィーだけでいい、
僕の作品をいろんな人に喜んでもらいたいんだ」とはサンシャイン氏の弁。
これだけ評価の高い巨匠の作品なのに、
とても買いやすいフェアプライスってのもスンバラシイ!!
モノのクオリティはもちろん人柄にヤミツキ♡
ちなみにミツキが愛用しているのは、裏側にスタンプを配した‟ロロマスタイル”。
ロロマスタイル?? と思う方にご説明すると、
ロロマとはホピ族のアーティスト、故・チャールズ・ロロマのこと。
インディアンジュエリーの概念を超え、
世界的なアートまで押し上げた伝説の人物なんです。
ホピ族でありながら、ズニ族の技法インレイを裏面に施した作品は
インナーヴィジョンと呼ばれ、価格も300万円にも及ぶモノもあるのだ。
“スピリッツは内に秘めてこそ美学”。
自分の武器こそあえて内側に表現するという、
レジェンドの考え方にサンシャイン氏も多大な影響を受けており、
自らのスタンプを“インナーヴィション=ロロマ・スタイル”で
世に出すきっかけを作ってくれた
ビームスに対し、心からありがたいと言うのであーる。
シンプルだから初心者でも安心して使える&飽きも来ず長~く使えるよね♡
だけじゃなかった!! まさに“能ある鷹は爪を隠す”な、奥ゆかしさこそ
裏面スタンプの本当の意味。嫌みなく付けやすいけど、モノの裏側は奥深い。
これを知ったら、MORE!ヤミツキですよね♪
ご覧のとおり、時計と合わせてすっきり大人な腕元に。
シンプルながらウンチクたっぷりなネイティブアクセ玄人もナットク&初心者も安心して着用できるパーフェクトなモデルだ。