小泉:いまでこそ大人になって社交性が出てきてるけど、昔は2人とも、シラフだったら全然しゃべらなかったんだよね?
馬場:そうそう、撮影現場で会っても、小さい声で「おはよう」みたいな(笑)。
小泉:それにしても、カレンダーの撮影は本当に旅行に行く感覚だったよね。しかも絶対に珍道中になるから、おもしろくて。
馬場:おかしいこともいっぱいあったよ。ニューヨークのコーディネーター兼ドライバーのヒサとかさ。
小泉:ニューヨーク在住だからってコーディネートしてくれたんだけど「あの建物、何度も見るな〜」と思ったらずっと同じとこをぐるぐるしてたり(笑)。
馬場:「あれ、これヒサ回ってるだけじゃね?」ってみんな思ってたもんね。
小泉:あと、ニューヨークからナイアガラの滝にわざわざ行って、ちょっとだけカナダ側に渡ろうってなったとき、カメラマンの小暮徹がパスポート忘れてきてさ。さすがの私も、ちょっと機嫌悪くなっちゃって。
馬場:あったね、そんなことも(笑)。