AOI MIYAZAKI
(Pilgrim Surf+Supply KYOTO STAFF)

“LIDE”STYLE  -日々のノリモノ- vol.10

宮崎 葵 (ピルグリム サーフ+サプライ 京都 スタッフ)
at 京都
2023.12.01
LIFESTYLE + RIDE STYLE →→→「“LIDE”STYLE」
ビームスに関連のあるヒトたちの「ノリモノ」とそこにまつわる「ライフスタイル」を覗き見る連載「RIDE ON」。登場人物たちの個性豊かな“LIDE”STYLEを紹介します。
第10回目は関東から飛び出し、関西エリアにて独自の“LIDE”STYLEを楽しむスタッフにフォーカス。自転車と共に作る念願の京都ライフは、笑顔に満ちていました。

【ノルヒト】宮崎 葵(ピルグリム サーフ+サプライ 京都 スタッフ)

渋谷に続く2店舗目、そして関西初出店として「ピルグリム サーフ+サプライ 京都」がオープンしたのは2020年6月のこと。宮崎さんはオープン当初から異動を希望し、コロナも落ち着きを見せ始めた昨年、念願叶って「ピルグリム サーフ+サプライ 京都」へ移籍しました。

「〈ピルグリム サーフ+サプライ〉というレーベルがそもそもずっと好きで、それが新風館という関西の新たなファッションアイコンにオープンすると聞いた時は運命感じました(笑)。それからはもう『そこで働きたい!』という想いが強くて」

TOPS:
Pilgrim Surf+Supply
PANTS:
Pilgrim Surf+Supply
SHOES:
Blundstone
BAG:
AMIACALVA for Pilgrim Surf+Supply

大阪生まれ大阪育ち、大阪の店舗で8年間勤め上げたのち、熱望した異動が実現。通勤手段を兼ねた新生活の相棒へと奮発した自転車は、高校時代からずっと憧れていたブランドの一台だといいます。

【ノリモノ】SURLY「STRAGGLER」

購入:2023年
購入価格:about ¥23万

宮崎さんの愛車であるサーリーのストラグラーは、ディスクブレーキを備えているためシクロクロス、MTB、グラベル系など万能に乗れるオールラウンダーとして人気のモデル。今年2月に店舗で開催されたブルーラグとのコラボイベントでオーダーし、2ヶ月後の4月に納車されたとのことでした。

「高校生の頃、地元のイケてる先輩がサーリーに乗っていて、その頃からのずっと憧れの存在。この異動を機に絶対サーリーに乗ろうと思っていたので、納車された時は感無量でした」

そんな想いのこもった一台は、アイコニックなプロムナードバーとシングルギアでセッティングされたコミューター仕様。京都の街にも非常によく馴染んでいます。

「京都の中心街で乗るのがメインなので乱高下はないのですが、それでも最初はギアがなくて結構キツかったです。それが慣れてくると、車体がより身体に馴染んできたことを実感できて、乗っている時間がさらに楽しくなりました!」

ダボが多く拡張性の高いストラグラーの特性を活かして、フロントキャリアを装着。積載力が上がり、いまや通勤から買い物まで宮崎さんのライフスタイルに欠かせない存在となりました。また快適な乗り味を求めてこだわったというセライタリアのサドルが、いい味を出していますね!

【ノルモノ】チェアリングアイテム

「父の影響でキャンプは幼少期から非常に身近な遊びでした。いまもよく行きます」という宮崎さん。その言葉通り、フロントキャリアにはチェア&グラウンドシートといったアウトドアギアが積まれています。

またバッグの中には自転車乗りに必須の雨具や防水性に優れるポーチ、サングラスなどを入れ、お気に入りの飲み物が入ったボトルとともに、ちょっとした時間でもイスを出してアウトドアを楽しんでいるそうです。

「バイクパッキングとかもゆくゆくはしたいなとか漠然と考えますが、いまは休日の買い物ついでに鴨川沿いでちょこっと自然に浸る。そんな時間が最高に贅沢で、満足しています」

【RIDE ON】To Be Continued

憧れの職場への異動とともに、憧れだった愛車を手にした宮崎さん。

こうしたいと強く前向きに願う姿勢から現在の彼女の“LIDE”STYLEは生まれ、そしてそれは持ち前の明るさと共に笑顔に満ちたものになっていました。

次回の「“LIDE”STYLE  -日々のノリモノ-」もお楽しみに。

See You Again!

取材 / 文:岡本546
写真:菊地晶太

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