KAZUHIRO HARUKI
(Pilgrim Surf+Supply KYOTO SHOP MANAGER)

“LIDE”STYLE  -日々のノリモノ- vol.11

春木 一宏 (ピルグリム サーフ+サプライ 京都 ショップマネージャー)
at 高槻
2023.12.28
LIFESTYLE + RIDE STYLE →→→「“LIDE”STYLE」
ビームスに関連のあるヒトたちの「ノリモノ」とそこにまつわる「ライフスタイル」を覗き見る連載「RIDE ON」。登場人物たちの個性豊かな“LIDE”STYLEを紹介します。
第11回目の今回も関西エリアのスタッフの“LIDE”STYLEをお届け。
持ち前のバイタリティで急な坂道もグイグイと漕ぎ進む、関西圏随一のアスリート気質なスタッフが登場です!

【ノルヒト】春木一宏(ピルグリム サーフ+サプライ 京都 ショップマネージャー)

京都の新しいファッションスポットである「新風館」内に、2020年6月オープンした「ピルグリム サーフ+サプライ 京都」。
ショップマネージャーとしてスタッフをまとめる春木さんは、180cmを超えるガッシリとした体躯ながら、反面、柔和な優しい笑顔で場の空気を和ます存在です。

「学生時代からずっとサッカーをやっていたので、いまでも体を動かすことが好きです。自転車はもちろんランニングも日課ですし、休みの日はキャンプや山登りなどのアウトドアアクティビティもよくします。遊びといえば外遊びばかり。自然が豊かだったので家も高槻に構えました」

TOPS:
SOUTH2 WEST8 × Pilgrim Surf+Supply
T-SHIRT:
SOUTH2 WEST8 × Pilgrim Surf+Supply
PANTS:
Pilgrim Surf+Supply
SHOES:
inov8 × Pilgrim Surf+Supply
BAG:
BLUE LUG × Pilgrim Surf+Supply

生粋のアウトドアズマンマインドを持ちながら、ストイックさはまるでアスリートのような春木さん。そんな彼のお眼鏡に適った相棒となる自転車は意外な一台でした。

【ノリモノ】RIVENDELL「CLEM SMITH Jr」

購入:2021年
購入価格:about ¥30万

春木さんの大きな体とバランスが取れた、大型フレームサイズの愛車は、サンフランシスコ郊外に工房を構えるリヴェンデル・バイシクル・ワークスのクレムスミスジュニアです。

アメリカブランドらしい、堅牢なクロモリフレームと特徴的なフレームデザインが特徴のクレムスミスジュニア。高級スポーツバイクさながらのバテッドチューブを使った作り込みに定評がある、クラフトマンシップを感じさせる自転車として知られます。

不定期にピルグリム サーフ+サプライ 京都で開催される、ブルーラグとのコラボイベントの度にオーダーしたポーチやアクセサリーでドレスアップされ、お洒落なコミューターバイクに仕上がった春木さんのクレムスミスジュニア。アスリート気質の彼が、オールラウンダーながらノンスピードバイクとして知られるこの車種を選んだのは、意外な理由でした。

「高校生の頃、片道20kmの通学をママチャリを漕いで通っていました。その頃の青い思い出が今も残っていて、自転車に乗るとなぜかノスタルジックな気分が頭を過るんです。だからあえて“ママチャリルック”な一台を探して、出会ったのがリヴェンデルでした。カゴを付けて基本は街乗り用なんですが、実はハイスペックモデルだからトレイルまで走れるところも魅力。いまはバイクパッキングに向けて準備中です」

【ノルモノ】キャンプ&ライトハイクギア

「自転車で行けるとこまで行って、もうこれ以上はムリっていうトレイルになったら、そこからハイキングを楽しみます」という春木さん。ライトトレックのアプローチにも、自転車で向かうのは日常です。

カゴとバックパックにはアウトドアギアがたっぷり。気に入ったところがあればそこにしばらく留まることもあるそうで、一息つくためのコーヒー道具は欠かせません。

ユニークなのはハンガーも携帯しているところ。「コーヒーを飲んでる間に汗に濡れた衣服を乾かせるので」とのことです。

この日は自転車を停めておくところで先に一服、コーヒータイムを楽しみました。さあ、山頂まではあと少し! 自転車での疲れも見せずに、軽快に山道を登っていきます。

【RIDE ON】To Be Continued

高槻を一望できる山頂からの景色はとても美しいものでした。

学生時代の片道20kmの通学路を思いを馳せ、現在の相棒となった一台に出会った春木さん。

まるで少年のような遊び心をいまも変わらず灯し続け、立ち漕ぎに汗を流す姿はまぎれもなくカッコいい大人でした。

次回の「“LIDE”STYLE -日々のノリモノ-」もお楽しみに。

See You Again!

取材 / 文:岡本546
写真:菊地晶太

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