伝統と信頼と

どうしても心がくすぐられてしまう、
メイド・イン・ジャパンの小粋な名品5選

ものづくり大国、ニッポン!

アメリカ製はそれだけでかっこいいし、フランス製は身につけてるだけでエレガントな気分になれる。中国製のものも年々クオリティが上がってきました。だけど、やっぱり「日本製」の安心感や信頼度は別格ってもんです。今回紹介するのは、小粋で瀟洒な、ジャパンメイドのアイテムでございやす。

日本製アワード★No.1

CHAORAS × BEAMS JAPANの手ぬぐい

No.1

和柄な和物。

  • 〈CHAORAS〉の手ぬぐいはバンブーレーヨンが使われているため、非常に乾きやすく、使うたびにどんどん柔らかくなっていきます。それと、両端のステッチがかかっているので、まさにタオルのように使えてしまう優れものなんです。私はハンカチの代わりに、常に持ち歩いています。銭湯や温泉に入るときなんかは、これ1枚持っていけば十分! 6枚ほど持っていて、日々ローテーションで使っています。デザインは「日本の縁起」にまつわる柄。

  • 和柄でありながらモダンで、そのギャップも魅力的です。乾くのが本当に早いので、夏場のタオルとして、本当に重宝しました!

  • 和柄のデザインが、なんとも日本らしさを感じてグッときますよね。男女ともに使いやすく、年齢も問わないので、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれると思います。自分もこの柄が好きすぎて、この間、親戚へプレゼントしちゃいました。

  • 通常の手ぬぐいより少し大きいサイズ感だから、スポーツやアウトドアといった場面でも活躍するアイテムです。

日本製アワード★No.2

北村硝子 × BEAMS JAPANの器

No.2

テーブルに爽やかさと彩りを。

  • 青森にある〈北洋硝子〉に別注した津軽びいどろの小鉢です。青と緑を基調としたデザインは、青森の豊かな自然(海と山)をイメージして作っていただきました。夏はそうめん、そばなどのつゆを入れて、涼しく楽しむのもおすすめ。あとはポテトサラダや煮物などを入れる小鉢などにも。

  • 見た瞬間に一目ぼれでした。自分は食事の際に使用するのはもちろん、アクセサリーや鍵などを入れる小物入れとしても使っています。それと、自分の地元の琉球ガラスとも相性ばっちりだから、一緒に使うとテーブルがにぎやかになっていい感じなんです。

  • 涼やかな小鉢は、アイスクリームをよそうのが個人的にはオススメ! その他にもヨーグルトや果物をいれたりと、デザート鉢として使っています。

  • 光を通すと、それがカラーの硝子を照らし影ができ、一層綺麗になります。ぜひ日中に、光の差し込むテーブルでも使ってみてください。

日本製アワード★No.3

渡辺力のスツール

No.3

軽くて丈夫でカラフルで。

  • ジャパニーズデザインのパイオニアと言われている渡辺力さんがデザインした紙素材の組み立て家具です。なんと、この見た目で耐荷重740kgというから驚き。段ボールだからといって侮れない逸品です。

  • 保育園や幼稚園などでも採用されているところがあるそうです。そのくらい、軽くて丈夫! 接着剤や工具などを一切使わない組み立て式で、使わないときは収納できるのも魅力的。

  • POPなカラーリングで家の中のポイントになるし、何よりも完成されたデザインが美しいです。普通の家具は自分でアレンジすることは考えられないけれど、このスツールは何か書いたりしたくなりそう…。重くないので、お子様の部屋にもピッタリですね。

  • リサイクル素材で作られているから、環境にも優しいアイテムです。

日本製アワード★No.4

岩本清商店 × fennicaのトレー

No.4

和はもちろん洋とも相性◎。

  • トレーはいろんな形を見てきましたけど、瓢箪型はなかなか個性的です。なんでもないお菓子を置いてテーブルの上にのせただけでも、さまになるんです。桐なので、非常に軽くて扱いやすいのもポイント。

  • 石川県金沢市の瓢箪町で創業した「岩本清商店」が製作した、ひょうたんトレー。ひょうたんの形だから、自分はそれにならって、お酒とおつまみを置いて使ってます。

  • 「岩本清商店」は、なんと大正2年に創業。長きに渡って桐火鉢、桐工芸品を作り続けていらっしゃいます。なかなか馴染みのない工芸品かと思いますが、現代の生活にも馴染むようにデザインや用途などを工夫されている点が素晴らしい。

  • 天然の桐で作っているため多少の個体差があって、それも愛おしいなと感じます。

日本製アワード★No.5

STANDARD SUPPLY × BEAMSのポーチ付きストラップ

No.5

そうそう、このくらいがちょうどいい!

  • 必要最低限の荷物で出かけたい派の自分にとっては、イヤホンやリップクリームなどを入れるのにベストなサイズ感。ストラップに腕を通せるので、手がふさがらないのも嬉しい点です。

  • 〈STANDARD SUPPLY〉のアイテムは、かゆいところに手が届くアイテムが本当に多くて、なくても困らないけど、あるとぐっと便利になるアイテムが多いです。このアイテムもそのひとつ。カラビナをプラスしてあげることで、収納力をアップさせることも簡単です。

  • 意外と2個がくっついているポーチって少ないんです。色のバリエーションも鮮やかで、コーディネートで使いわけるのもよし。手で持ったり、鞄からぶら下げたり、色々な使い方ができるのも魅力のひとつ。

  • ちょっとした買い物や散歩、友人とサクッと飲みに行くときなんかは、セカンドウォレットとしても使っています。

( PROFILE )

  • 金城 順
    (BEAMS ONLINE STAFF)
    1991年生まれ、沖縄県出身。2014年に入社。雑貨(デジタルガジェットやインテリア)が好きで、気になったものは実際に買って使わないと気が済まないタイプ。最近実家に帰省し、気になっていたやちむんをゲット。やっぱり日本製が好き。
  • 太田 友梨
    (BEAMS JAPAN BUYER)
    1986年生まれ、東京都出身。2009年に入社。店舗スタッフを経験後、2016年に「ビームス ジャパン」の立ち上げメンバーとして携わり、2017年から「ビームス ジャパン 1F」のバイイングを担当。月に3回ほど、まだ見ぬ日本製を探す旅に出ている。
  • 菊地 優里
    (fennica DIRECTOR)
    1987年生まれ、千葉県出身。2010年に入社。〈フェニカ〉にて販売員を経たのち、同レーベルの企画・バイヤー補佐を担当。2021年より現職。趣味は読書。やたらと本を買いすぎてしまうため、積ん読になってしまうのが最近の悩み。
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