TOYOTA RAV4の
「好きにまみれろ!」なステッカー作りました♪

FEATURE

好きにまみれるクルマと
ステッカーの
イイ関係って?

SELECTOR

土井地 博

ビーアット 代表取締役/ ビームス 執行役員 ディレクターズバンク室長

ひたすら自分の“好き”に向かって突っ走る。そんな趣味を思いきり楽しむ人のよき相棒となるクルマといえば、TOY0TAの「RAV4」ですよね。「好きにまみれろ!」をコンセプトに掲げる人気SUVを、自分好みにカスタマイズできるステッカーをプロデュース!ビームスと馴染みのあるアーティストによるデザインのポイントを、ビームスきっての趣味人、土井地 博が根掘り葉掘り聞いちゃいます♪

 

ビームスで展開するステッカーをデザインしたり、はたまたビームス界隈のグラフィックを手掛けたり、ビームスと関係のある人気アーティスト4名に今回リクエストしたのは、TOYOTAのミドルサイズSUV「RAV4」の給油口用とフリー仕様のステッカー。

「RAV4」の「好きにまみれろ!」にインスピレーションを受け、それぞれのアーティストの方たちがデザインしたステッカーについて掘り下げていきます。まずはアーティストの方々をご紹介!

GUEST PROFILE

  • 天久聖一

    漫画家 / 演劇脚本家 / 小説家

    1989年漫画家デビュー。ポップかつシニカルでシュールな世界観の作風で知られ、漫画以外にもサブカルチャーの分野で活躍。脚本家や小説家としての顔も持ち、主な著書には『味写入門』や『バカドリル』シリーズ、『こどもの発想。』などがある。TOKYO CULTUART by BEAMSで展開されるステッカーなども手掛ける。

  • GOO CHOKI PAR

    デザインユニット

    浅葉 球氏、飯高健人氏、石井怜氏、3人のグラフィックデザイナーで活動するデザインユニット。日本のコレクションブランドやPARCO、Red Bullなど錚々たるクライアントを抱える気鋭のユニットだ。大河ドラマ『どうする家康』のロゴを手掛けたことでも話題。BE AT TOKYOのグラフィックまわりも担当する。

  • RYUJI KAMIYAMA

    アーティスト

    1990年代初期にグラフィック業界からファッションの世界に進出。裏原宿でカリスマブランド「FAMOUZ」を成功に導いた重鎮だ。その後ライブペインティングでさらに知名度を上げ、国内だけでなく海外でも展覧会を開く。現在も国内外で壁画やショールーム、ショーウィンドウなどのアートを描き続けている。

  • ジェリー鵜飼

    イラストレーター / アートディレクター

    アウトドアやファッションブランドなどの広告やカタログ制作で活躍するイラストレーター、アートディレクター。アウトドア好きとして知られ、UL(ウルトラライト)カルチャーの発信にも貢献。前出の神山隆二氏、スタイリスト石川 顕氏とともに「ULTRA HEAVY」を結成するなどそのクリエイティブは多岐にわたる。

まずは、好きにまみれろ!を掲げるRAV4のステッカーを手掛けていただいたみなさんに、どんな想いでどのようにデザインされたかお伺いしたいと思います!

そのまえにひとついいですか。ボクだけみなさんとジャンル違いませんか?ダイジョウブですか?

そんなことありません!いつもウチのステッカーをデザインいただいてありがとうございます(笑)。

安心しました(笑)。RAV4って好きなことをアシストしてくれるような存在ですよね。とくにアウトドアやスポーツかな。それに自分のアイデアというか、ネタ的要素を組み合わせようと。

ユニークでシャレが効いたあのテイストですね?

そうそう。漢字の「好」をイジってみるか……ってやってみたらまずはサーフィンで「女」が作れたんです。そこからはどうにかこうにか(笑)。ディテールにも注目してほしいですね。

天久さんの世界観とRAV4の楽しい感じがうま~く表現されてますよね。GOO CHOKI PARさんはどうです?ってかグー・チョキ・パーってそれぞれ担当があるんですか?

ありますよ。左からグーが浅葉、チョキが飯高、パーが石井。ちなみに由来は……

それはまた今度にしましょうか(笑)

わかりました(笑)。僕らのコンセプトは、RAV4の持つアウトドアでワイルドな有機的イメージと、都会的で洗練された無機質なイメージのミクスチャーです。

いろんなカタチのパターンが複雑に重なり合ってますよね。

そうなんです。岩や植物、降りそそぐやわらかい光を表現したのが曲線、何車線もある道路やビル群を表したのが直線。どちらのエレメントも含みながら、トーンを抑えた迷彩のような色みを目指しました。

ビル群、すごくわかる。千葉方面から東京に差し掛かると目の前に広がりますよね!

まさにそれです(笑)

神山さんはいかがですか?ご自身もいろんな乗り物愛用されてますよね。

クルマにバイクにスクーターに自転車に……基本的な乗り物全部だね(笑)。ステッカーは愛車をより個性的にする第一歩なんじゃないかな。私はやっぱりストリートの出身だから、ステッカーもストリートなテイストに。

スケボーやBMXなんかに似合いそうなタッチですね。ストリートな雰囲気も似合うRAV4と親和性が高そうです!実際街中でもよく見かけますし。

みんなに愛されてる証拠だね。でもだからこそ個性も出していきたいよね。

そうですね。ジェリー鵜飼さんははじめましてですね!このステッカーデザイン、直線しか使ってないのに見事に山が表現されてますね~!

はじめまして!結構大変なんですけど、山を描くときの気に入ってる手法のひとつなんです。ここ数年はアウトドアとキャンプが関心事の大部分なので、RAV4のお話を聞いたときにこれしかないな!と。

色味も普通の山じゃないのになぜかシックリきます。

それ、狙い通りです。1970~80年代の米国アウトドアマンがスタイルの理想で、その時代ってギアも自然界にないカラーリングばかり。そんな空気感を反映しました。

なるほど!だからなんだか懐かしい感じがしてそれがかえって新鮮なんですね!

お次は、こんなふうに使ったらもっと楽しいかもよ!?というのをみなさんにお伺いします。天久さんいかがですか?

こんな風に楽しい、というよりは「こうなったらいいな」という願望なんですけど(笑)。昔あのタンスにあんなシール貼ってあったなあ~って記憶、今でも鮮明じゃないですか?このステッカーもそうなったらいいなって。

ビックリマンシールですね?(笑)

そうですそうです!生活の一部というか家族の一員というか、将来子どもが、あの車にこんなシール貼ってたっけ……って思い出してくれたらグッとくるなあ。

それはエモいですね~。GOO CHOKI PARさんは?

思いおもいのカタチに切って貼ってもカッコいいと思うんですよ。例えば自分のイニシャルだったり昔の背番号だったり。ま、買った人が楽しんで使えばそれでいいんですけどね
ね(笑)。

切るっていう発想、なかったなあ!神山さんはどうですか?

私も切って使うのが面白いと思う。カラーとモノトーンの2枚を半々にして、コラージュしてみるとか。もちろんアウトドアギアのステッカーチューンに使ってもいいですし。

かっこいいですね!ジェリー鵜飼さんはいかがでしょう?

こう使う!っていうのは買った方にお任せするとして、僕は「目立て!」っていうのがメッセージかな。もちろん控えめなのもステキですけど、主張しまくるのもステキだと思うんですよ。同じクルマとすれ違っても優越感満点だし、中央道走っていたら「昨日見かけましたよ」なんて発見してもらえたり(笑)

それは話も弾みますね。「目立て」っていうメッセージも、抑圧ぎみな今にあってなんだか新鮮ですねえ。オリジナリティにも通ずるようなところがありますね。

みなさん普段マジメに働いてるんですから、“好き”のフィールドでは思いきり自分らしくいるべきじゃないですか!

好きなモノには好きなモノをどんどん足していってほしいよね。

それこそ「好きにまみれろ!」ですね。ステッカーチューンを楽しんでる人って、人生そのものを楽しんでる!って感じがして、そのきっかけになったらうれしいなあ。

ボク的には、好き=嗜好=オリジナリティ。つまり自分の「好き」や「楽しい」を開放して、素直に自分を表現してほしいってこと。

なるほど、「嗜好の開放」ですね(笑)。“好き”に向かって突っ走るのに最適なRAV4と、そのオリジナリティをもっとグレードアップするためのステッカー。これからさらに人の移動が活発になる機運もありますし、このステッカーがRAV4ユーザーの「好きにまみれる」お手伝いができたらうれしいですね!みなさん、本日はありがとうございました!

( INFORMATION )

TOYOTA「RAV4」は1994年に発売され、当時斬新だった「街でも乗りやすいSUV」として人気に。スポーティなルックスと軽快な走りは国内のみならず海外でも厚い支持を獲得している。現行型の5代目からはSUVの原点に回帰し、ラフでタフな本格派として登場。2019-2020年の日本・カー・オブ・ザ・イヤーを獲得、クルマの世界販売台数においても上位にランクインする。

 

>>トヨタ自動車WEBサイト「RAV4 HEADZ」はこちらをチェック!

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( PROFILE )

「BE AT TOKYO」で
ステッカーを
プロデュース!
土井地 博
(ビーアット 代表取締役/ ビームス 執行役員 ディレクターズバンク室長)

ショップスタッフを経て、20年以上ビームスの宣伝PR業務を行い、その後グローバルプラットフォームを持つ国内外の企業や組織、ブランド、人などと次世代に向けたアライアンスを組む新たなビジネスモデルを立ち上げる。現在はディレクターを集結したエージェンシーであるディレクターズバンクの室長を務める。またビームス初の合弁会社となるクリエイティブエージェンシーである(株)ビーアット代表取締役も務める。また出雲観光大使やこうげい社・旧白洲次郎 正子邸である武相荘のクリエイティブディレクター、その他大学非常勤講師、司会業、各講演など仕事は多岐にわたる。

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