FEATURE

数々の腕時計をバイイングしてきた男が認めた、フォルティスの一本。

SELECTOR
原 宗平(BEAMS プロデューサー)

FORTIS
Aquatis Collections

腕時計は100本以上、
所有しています。

原 宗平

(BEAMS プロデューサー)

*こちらの商品の販売は終了しております

いまの腕時計市場は「資産になる高級ウォッチ」か「スマホと連動するスマートウォッチ」の二極。しばらくはこの流れが続きそうだけど、なにもそれが腕時計の正解ってわけじゃない。超高級じゃなくても、スマホと連動せずとも、おすすめしたい時計はたくさんあります。今回紹介する〈フォルティス〉も、そのひとつ。

POINT-1

知る人ぞ知るスイス発の老舗ブランド。

時計をはじめとした服飾雑貨を、長年バイイングしてきました。10代の頃から買いはじめて、いま、腕時計のコレクションは100本以上です。そんな時計大好き、わたくし原の最近のイチオシが〈フォルティス〉です。

原さんの時計コレクションの一部。アナログからデジタルと種類もさまざま。

簡単に説明させていただくと、まず、〈フォルティス〉は創業して100年以上経つ、老舗のスイスブランドです。その経験値は群を抜いていて、20年以上ユーリ・ガガーリン宇宙訓練センターから飛び立つ宇宙飛行士の制式腕時計として認定されていたり、スイス空軍アクロバットチームの制式時計にも採用されています。とにかく、信頼のおける腕時計メーカーなんです。

持っているだけで資産になる腕時計も、たしかにいいです。でも、そんな王道の時計は着けたくない、かつデジタルすぎるスマートウォッチも嫌。そんな愛すべき天邪鬼さんに、そして、確固たる自分の価値観を持っている人にこそ勧めたいのが〈フォルティス〉の腕時計です。

POINT-2

そのスペックに間違いなし。ラバーのベルトも◎。

〈フォルティス〉は軍や宇宙飛行士への納入実績からわかるように、とにかくタフです。そうでなければ、生死をかける職種の制式時計になりえない。防塵、防水、耐衝撃は高レベルで実現させていて、どんな過酷な環境でも作動してくれます。

いい方を変えれば、多少雑に扱ってもいい。傷や故障にビクビクせずに使えるのは、〈フォルティス〉の魅力のひとつだと思うんです。

あと、特に夏は、メタルのバンドだとめちゃくちゃ汗をかくから、私もことあるごとに腕時計をはずしては拭いてを繰り返します。そうしないとすぐに黒ずみが出てしまう。ナイロンバンドはナイロンバンドで、汗を吸って時間が経つと匂いが出ることも。その点、この〈フォルティス〉の腕時計はラバーバンドだから、匂うことも少ないし、黒ずみや汚れも気にならない。もし汚れたら、ガシガシ洗って無問題。イージーケアなところもまた、ぼくのお気に入りポイントです。

POINT-3

ファッションを楽しめるカラーパレット。

見ての通り、今回のモデルはカラーがとても印象的なんです。ベルトと文字盤が、自然からインスピレーションを受けた、〈フォルティス〉流のアースカラーになっています。

となれば、やっぱり色を拾うのが楽しくなって、おのずとファッションも楽しめるってもんです。ぼくもそれぞれのバンドでコーディネートしてみました。

プライベートでもそうですが、毎日スーツを着るビジネスマンの方であれば、例えばラインソックスなんかで色を拾ったり、ネクタイのピンストライプで色を合わせたりするのもあり。マンネリしがちなスーツスタイルも、〈フォルティス〉の一本があれば、いまよりももっと楽しめるはずです。

もちろん安い買い物じゃないです。だから、ぼくらは時計好きの仲間で集まって、飲みに行くついでに時計屋さんに立ち寄って、「コレいいじゃん!」って感じで背中の押し合いをするんです。それで数十万円の時計を、3人が一気に買ったこともあったりして(笑)。もし、買う踏ん切りがつかない人は、友達や家族に背中を押してもらいましょう(笑)。とにかく、本当に優秀な時計メーカーなので、買って後悔はさせません。

( INFORMATION )

世界初の自動巻腕時計の商品化・・・・1912年創業のフォルティスが成し遂げた偉業のひとつです。20年以上にわたる宇宙飛行士の公式時計としての実績を持ち、世界70以上の航空部隊にも時計を提供。100年以上の長い歴史の中で、プロフェッショナルたちのために耐久性の高いツールウォッチを開発。近年の新作ではケースにリサイクルステンレススチールを採用するなど持続可能性にも重点を置き、新しい挑戦を続けています。

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( PROFILE )

こう見えて二児のパパ、
やってます。
原 宗平
(BEAMS プロデューサー)

1983年生まれ。福岡県出身。2005年に「ビームス ジャパン」でアルバイトをスタートし、2012年から服飾雑貨のバイヤーを務める。2021年より現職。11歳と8歳の息子を持ち、休日は息子たちとアウトドアへ出かけること多数。子供たちも手がかからなくなり、そろそろ若いときからの趣味であるバイク遊びをスタートする予定。

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