LONG USE Tシャツ

UPDATE : 2019.09.30

ヤミツキアイテム

CUT OFF SLAB LONG SLEEVE T-SHIRT

BEAMS

ブランドやウンチクはもちろんですがね、ここではいかに“効く”かがキモ。
数あるビームスの商品の中から、『Begin』プロデューサーミツキが実際に、着て、見て、触って、効能あるモノだけピックアップ!
「ヤベェ!マジ使えるわ!」の声をいただくべく、令和を迎えて新時代、実のある身勝手コラムBeginしま〜す。

表裏があるのに長く付き合いたくなる♪

勤務地である市ヶ谷に“表裏”というラーメン店があります。辛いだけじゃなく、旨いだけでもなく、秘伝のパウダーによる旨辛スープにとにかくヤミツキ♪ 秘伝のタレに漬け込んだっていう表カラッと、中はジューシーな唐揚げもサイコーなんだよな~♪ 週イチで通っていますw 水道橋にオープンした頃は異常なほどの行列店でしたがね、市ヶ谷に移転してからはそれほど並ばず健全に食せるようになったのも◎ みなさんもお近くにお越しの際はぜひ!w ということで、今回のヤミツキも“表裏”がテーマ! 店頭で発見したときは、おっ! ラフな風合いがイイね! と着てみたらアレレレ??♡ な、ロンTの魅力をBeginしたいと思いま~す♪

ようやく“ロンT”が効く気候に

近頃や~っと、ちゃ~んと涼しくなってきた感がありますね。半袖だとちょっと肌寒っな季節、活躍するのがロンTです。でも、いわゆるフツーの天竺素材のモノだとちょっとカジュアル過ぎて週末オンリー。長く着込んだら、ネックが伸びたり、生地が痩せてきたり……と、ベーシックなモノなんだけど汎用性に欠けるんだよな~なんて感じている方も多いのでは? そんな中、ロンTでありながら、単体で! ジャケットIN! カジュアル過ぎずキレイめにもこなせちゃう! “ロンT”はロングスリーブの略ですがね、こちらは長~く愛せるロング“ユーズ”なTシャツ。ということでヤミツキポイントへ行きましょ~。

YAMITSUKI POINT

#MITSUKI’S ADDICTIVE

1
2
3
  • 1一枚でもサマになるスラブ編み
  • 2じつは2枚仕立て?!

  • 3フレッシュな新Uネック

POINT - 1

“品のある着古し感”を編みで表現

一枚で着てもサマになる最大の理由は、この立体感ある素材にあります。このムラ感を“スラブ”と呼びますが、たとえば、ヴィンテージデニムを復刻する際、紡績時にコンピュータで糸自体にあえて“ムラ”を作り、そのムラ糸=スラブ糸を使って凹凸感ある素材を作り出す。というのが、古きよきヴィンテージの素材感を表現する手法。んで、その手法をTシャツに転用しちゃったってのがヤミツキポイント! このロンTも、製品加工するわけではなく、スラブ編みによってランダムな柄のようにムラ感を表現している。だから、単体で着ても、なんか雰囲気あるね~な“他との違い”があるんです♪

POINT - 2

んで、試着してみたら……♡

スラブ編みによって表現された立体的な表情。イケてんじゃん!と試着してみると~……な、なんと! 裏には天竺編みの肌触り気持ちE~な素材が貼り合わせてあるじゃないですか!! でもね、2枚貼り合わせてるゴワゴワ感がまるでなく着用感スッキリ♪ 表はラフな素材感なのに裏は肌想い♡ 表裏があるのに、何なのよ~♪なGAPにヤラれてしまったわけです。

POINT - 3

切りっぱなしのネックがなんともフレッシュ!

表のスラブによる素材感はもちろんですが、もうひとつ。ネック部分が切りっぱなしになってるのがこれまたイイ! 映画「大脱走」のマックイーンよろしく、スウェットの袖のように、ネックをカットオフ。一枚で着れば、バインダーとはまた違ったスッキリしながらも味ある&画像のようにジャケットにINしても、ベーシックで安心感がありながら鮮度ある胸元に♪ 心地よい充足感がたまりませんね!

MITSUKI’S VOICE

  • 表裏あるTシャツ、多色買いの誘惑♡

    表裏あるTシャツ、多色買いの誘惑♡

表裏がない人間を目指してますがね、このロンTは表裏があることに完全ヤラれましたw そしてまた、裏の天竺素材による着用感はもちろん、コーデしてみたらこれがまたいいんだな~。ホワイトはブラックデニム、ベージュは白パン、ブラックはグレーパンツに! スラブによる凹凸ある表情が“ざっくりニット”のような見た目に。でもTシャツのようなライトな着心地で、“さっくり”ニットになっちゃう。

プライスも3枚買っても、ハイゲージニット一枚価格ですからね。手持ちの基本のパンツに合わせて着こなしが楽しめちゃうのも◎です。

ロンTでありながら、鮮度ある表情&二枚仕立て。ワッフルでもなく、ニットでもなく、天竺でもない、新ベーシックを生んでくれたことに拍手喝采。コレ、毎年買い足しちゃう“リピート名作”になりますね。あとね、何かとビッグシルエットがアラモードな状況下、「長~く着られるように、ビッグでもなければタイトでもない、“癖のない”シルエットに調整しました」と企画担当者が語るようにシルエットだって、トレンド関係なく着られる! どれをとっても、まさにロング“USE”Tシャツなんです♪

  • 着心地:

  • 新鮮さ:

  • リピート名作:

『Begin』プロデューサー
光木拓也

1977年生まれ。2000年に㈱ワールドフォトプレス入社。モノ・マガジン編集部を経て2006年㈱世界文化社に移籍。Begin編集部でファッションを担当し、2017年10代目編集長に就任。これまで、さまざまなジャンル、海外、国内の生産現場を取材し、本当にいいモノは何かを追求している。座右の銘は“中坊マインド”。いつまでも中2のときのようなワクワク感を求め、ヤンチャに各地を飛び回りいいモノ発掘中。2021年10月よりプロデューサーとして、ブランドとのコラボや新事業開発を担う。

Begin Magazine

肩肘張らないカッコいい!を追求する創刊34年目、クスッと笑えるフレンドリーでディープなパッション誌。ファッション、料理、インテリア、アウトドア……etc.
Begin=何かをはじめたい!人の欲しい!に応えるコンテンツ満載。衣食住遊のクレバーライフを送りたい人のためのグッドライフバイブルです。
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