ヤミツキミリタリー2020

UPDATE : 2020.12.04

ヤミツキアイテム

EASY N-2B JACKET/TYPE N-3B DOWN

BEAMS/BEAMS PLUS

ブランドやウンチクはもちろんですがね、ここではいかに“効く”かがキモ。
数あるビームスの商品の中から、『Begin』プロデューサーミツキが実際に、着て、見て、触って、効能あるモノだけピックアップ!
「ヤベェ!マジ使えるわ!」の声をいただくべく、令和を迎えて新時代、実のある身勝手コラムBeginしま〜す。

寒くなってきましたね〜乾燥してくちびるもパッキパキ……思わずペロペロアムアム〜しちゃってリップが手放せない季節、そろそろあったかいアウターが欲しいぜ〜モードになってきましたよ! あ、そういえば、リップクリームの定番といえばのメンソレータム。先日、ドラックストアで見つけたんですが、おうち用&おでかけ用の2コパックが出ているの知ってました?1894年アメリカで誕生したリップのベーシックもいつの間にかアップデートしていたんですね〜。んで、BEAMSの店舗にてヤミツキ捜索中に発見→ブッ刺さったのが、こちらもアップデートをしていた、アメリカ生まれの名作ミリタリー! “おうち用&おでかけ用”ならぬ、“パイロット用&搭乗員用”の永世定番。便利でお得なヤミツキ2着パック、Beginしたいと思います♪ちなみにメンソレータムとは、メンソールとペトロレータムを組み合わせた造語なんだって〜。

いくつになっても、やっぱりミリタリーにヤミツキ

写真上のように、これまでもヤミツキではミリタリーネタについて書いてまいりました。先日43歳児となりましたが、やっぱり歳を重ねても、ミリタリーにはグッと来ますね。昨年のちょうど今頃は、22品目となる米陸軍のECWCS(さまざまな気候や状況に応じた7段階のレイヤーシステム)でレベル7となる「モンスターパーカ」をご紹介しましたね。中でも『ワイルドシングス』のモンスターパーカは売れに売れまくり。サイズ大きめがア・ラ・モードも手伝って、今季も人気継続中です。でもね、ミリタリーアウターといえばの基本のきを忘れちゃ〜いませんか? ということで、37品目となる今季のミリタリーは、米空軍のエアクルー用のヘビーゾーン(−10℃〜−30℃)ジャケットである「N」シリーズについて書きたいと思います。ではヤミツキポイント行ってみましょ~♪

YAMITSUKI POINT

#MITSUKI’S ADDICTIVE

1
2
3
  • 1ディテールのアップデート手法が◎
  • 2中身もミリタリー⁈

  • 3モノ好きのニヤリ仕様

POINT - 1

こんなに手の込んだオリジナル見たことない

まず! 店頭で発見したときオーラを放ってた‼︎ フライトジャケットの中でも最も材料やパーツをふんだんに使用しているNシリーズですが、セレクトショップオリジナルでここまで手の込んだモノは見たことない‼︎ てくらい、思わず立っちゃいましたよ(鳥肌がね♡)!でもね、単なるレプリカで終わらないのがBEAMSの真骨頂♪ 基本ディテールはしっかりと踏襲しながら、ビームスのN−2BはM65モッズコートのディテールをMIXしたり、ビームスプラスのN−3Bはいま必要な内ポケットや隠しベンチレーションなど、日常を快適に過ごせる仕様にアップデート。肉厚感あるヘヴィなナイロンツイルの触感もたまりません〜♪

POINT - 2

ミリタリーに採用されるハイテク素材をIN

外見はもちろん中身が伴って惹かれるもの♡ってことで、コイツの中身、プリマロフトを使用しているんです。Begin本誌でも何度も紹介してきたスーパー素材ですが、もう20年以上前から、ミリタリー、そして本格アウトドアでは使われてきました。軽くて、水に強くて、ダウン以上の保温性を誇るハイテク素材! 近年ではダウンをブレンドしたプリマロフトダウンなんかも登場し話題となりました。ちなみにN−2Bはプリマロフト、N−3Bはプリマロフトダウンをそれぞれ使用。ダウン以外の中綿素材でイイモノの判断基準にはこの赤いロゴを目印に。と言ってもいいくらい、ハイテク中綿のKINGといっても過言ではないしょう。

POINT - 3

芸コマなとこもいいんだよね〜♡

あと、1950年代初期型、通称“黒タグ”をベースにしてるってのもイイ♪ ちなみに両モデルとも袖リブはしっかり接ぎのない古き良き“輪編み仕様”。こんな細かなところにも本物感! そして象徴ディテールであるファーもECO仕様、と、クラシックの中に今を注入するセンス♪  いや〜普段あまり帽子を被らないミツキですが脱帽す‼︎

MITSUKI’S VOICE

  • 今年は寒くなる、ようやく体感してきました

    今年は寒くなる、ようやく体感してきました

ラニーニャで寒くなると言われていますが、ようやく、あ、そうなのかも、と肌で感じるようになってきましたね。個人的にもダウン一着新調したいなーという気分になっているので、今回のNシリーズをチョイスするに至ったわけですが、さぁ、何買おうか。ダウンの定番ブランドは持っているし、ワンポイントの付いたダウンもみんな着ているしなぁ〜、なーんてときはファッションの原点に立ち返り、軽くて保温性バツグンのTHE BASICでしょ!N–2Bは3万2000円、N−3Bは4万8000円(ともに税抜)ですよ!2着買ってもいいダウン一着分♪  カラー違いで揃えれば着こなしの幅が広がるしね。また、コックピットに座るため短丈なパイロット用のN-2B、グラウンドクルーや輸送機の搭乗員用として丈の長いN−3Bと、丈の違いで着こなしを楽しめるのが魅力〜♪  ということで出番ですよ〜、#顔切りのカリスマとコーデいってみましょー。

まずは短丈N−2Bから!

う~ん、
スウェットにデニムにフライトジャケットという
超が付くほど、どアメカジなコーディネート!
だけど色目とボリューム(細身シルエットでまとめる)を
抑えてあげればご覧のとおり!!
めっちゃフレッシュに仕上がっちゃうじゃないの〜!!
#顔切りのカリスマ、好き♡
足元はスニーカーではなく、クラークスなどスエードシューズを
持ってくるとより洗練されますね。
 

んで、お次は長い丈のN−3B
グレーのワントーンにブラックを差す!
効いてますね〜♪
パンツはテレコの法則でキレイめスラックスを。
アウターのミリタリーを拾ってサーマルをINしてあげると
シンプルながら力強くていいですよね!!
バツグンの保温力ですからINするのはこれくらいの薄手でもOK。
手持ちのニューバランス、スレートグレーも生かせちゃいますね。
あ、しつこいようですが、ニューバランスはしっかりジャストレングスでw
 
ご覧のとおり、キレイめスラックスに合わせてもOKですから、
スーツにONもノープロブレム。
ウールリッチのアークティックパーカを合わせるようなもんですからね。
 
ということで、この冬は平日⇄休日、大活躍してくれますよ。
ダウン一着買うなら、ビームスのNシリーズを2着買うのが得♪
それが今年の冬のヤミツキ見解なのでありました。
 
ではまた次回♪

  • 定番ミリタリー:

  • 快適アップデート:

  • 平日⇄休日◎:

『Begin』プロデューサー
光木拓也

1977年生まれ。2000年に㈱ワールドフォトプレス入社。モノ・マガジン編集部を経て2006年㈱世界文化社に移籍。Begin編集部でファッションを担当し、2017年10代目編集長に就任。これまで、さまざまなジャンル、海外、国内の生産現場を取材し、本当にいいモノは何かを追求している。座右の銘は“中坊マインド”。いつまでも中2のときのようなワクワク感を求め、ヤンチャに各地を飛び回りいいモノ発掘中。2021年10月よりプロデューサーとして、ブランドとのコラボや新事業開発を担う。

Begin Magazine

肩肘張らないカッコいい!を追求する創刊34年目、クスッと笑えるフレンドリーでディープなパッション誌。ファッション、料理、インテリア、アウトドア……etc.
Begin=何かをはじめたい!人の欲しい!に応えるコンテンツ満載。衣食住遊のクレバーライフを送りたい人のためのグッドライフバイブルです。
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