ヤミツキニット2019

UPDATE : 2019.12.27

ヤミツキアイテム

LOOSE V-NECK KNIT

BEAMS

ブランドやウンチクはもちろんですがね、ここではいかに“効く”かがキモ。
数あるビームスの商品の中から、『Begin』プロデューサーミツキが実際に、着て、見て、触って、効能あるモノだけピックアップ!
「ヤベェ!マジ使えるわ!」の声をいただくべく、令和を迎えて新時代、実のある身勝手コラムBeginしま〜す。

元祖混紡素材といえば、やっぱり“ロクヨン”ですよね

ベーシック好きにはもはや愚問ですね。シエラデザインズのマウンテンパーカのファブリックといえば60/40クロス。横糸にコットン60%、縦糸にナイロン40%という比率で織られたクラシックな機能素材で、“ロクヨンクロス”と呼ばれています。それぞれ素材の良さを掛け合わせることで、機能性や独特な風合いをはじめ、1×1=3な魅力を引き出す。そんな素材の混紡によるベーシックアイテムをみ~っけた! ってことで2019ラストはヤミツキニット。えっ!? ロクヨン素材ってアウトドアアウターの素材なのに?! と思う方にこそ読んでいただきたい。手前味噌ですが、今年ビームス オリジナルアイテムで数々のヤミツキHITを生み出した自負とともに、“店頭で見てるだけじゃわかりづらい”魅力をわかりやすく! 今年最後Beginしたいと思いま~す♪

店頭で見て、まずはVネックの深さにヤラれたんです

写真のように、VネックニットにTシャツIN!という着こなしは、今も昔もベーシックなスタイル。Vネックオンリーだと肌の露出で艶っぽくなる&ヤカラ感も……という難点を払拭するのに有効な簡単レイヤードです。んで、このベーシックなVネックニットを見つけて……アレレレ???? Vがめっちゃ深くね? これ一枚で着たら胸毛はチラ見えどころかモロ見えですよ&ミルクなネックもコンニチワ♡しちゃうかも~www なーんて思ったわけです。そんな興味から、いつものようにモノの触診♡→何ともいえない手触り♪ ウールにしちゃーソフトだし、コットンしちゃーシルキータッチだし、カシミヤにしちゃーフレンドリープライス……品質表示を見れば、ウール56%以外に、コットン&ナイロン合わせて44%。あーもう少しでロクヨンニットってネーミングできたのにw と思いながらヤミツキに。ってことでそんな勝てる“V”ニットのポイントにいってみましょー♪

YAMITSUKI POINT

#MITSUKI’S ADDICTIVE

1
2
3
  • 1深Vがフレッシュに勝てる!
  • 2Like a カシミヤ?!な肌触り♡

  • 3リラックスなサイズ感♪

POINT - 1

深いだけでこんなに印象が変わる

先述したように、Vがめっちゃ深くね? と思ったんですが、これが着てみるとめっちゃいい! TシャツINというスタンダードなレイヤードも、着るだけ~でフレッシュになっちゃいます♪ 通常のVネックより深いから、Tシャツ見えの面積が増えて窮屈感なく、いい感じの脱力感♡ VネックにTシャツINしたときによく気になる、Tシャツのバインダーが撚れずにキレイに見えてるかCHECK、もすることなく、キレイにTシャツが覗くってのもイイんだよな~♪

POINT - 2

素肌に着たってチクチクしな~い

品質表示を見れば、ウール56%以外に、コットン&ナイロン合わせて44%。あーもう少しでロクヨンニットってネーミングできたのにw  と、こちらも先述したとおり。ウール以外の詳しい配分はナイロン25%にコットン19%。ウールメインとはいえ、まったくチクチクしないし、ナイロンが入ったことでの光沢感、コットンのサラっと感が絶妙にブレンドされ何ともいえない風合い。アレ?シルク??カシミヤ??と思わせるほど、♀からスリスリした~いと言われないはずがない?!タッチなんです

POINT - 3

着るというより羽織るって感覚すかね

2019最後もまた書かせていただきますが、とにかく今はオーバーサイズがア・ラ・モード。アウターにスウェットなどは、今っぽいサイズ感が数あれど、プレーンなVニットと言われれば、確かにあんまりないかも?! ってことで、こちらのVニット。写真のとおりフードパーカだってINできちゃう! ベーシック同士の掛け合わせでこれまたフレッシュな着こなしに! Vの深さだけにあらず、そんな応用を生むサイズ感にもヤミツキになったというわけです。

MITSUKI’S VOICE

  • 2019年ご拝読ありがとうございました♪

    2019年ご拝読ありがとうございました♪

ブランドやウンチクはもちろんですがね、ここではいかに“効く”かがキモ。というテーマのもとBeginした『ミツキのヤミツキ』。おかげさまで、数々のHITアイテムを生み出すことができました。んで、2019ラストを飾るこの23品目となる『ヤミツキニット』こそ、派手さや華美さはないけれど、見た目フツーなのに実は効能がある! というヤミツキの根幹を見事に体現しているアイテムだと思うんです。手持ちのワードローブに一点投入するだけで、ベーシックなのにいつもと違うね♡な心地よい鮮度を与えてくれる♪

あ、ちなみに『ヤミツキニット』もうひと型あって。というのがベーシックなタートルニット。こちらは深Vニットとは真逆。Vニットはウールが主なのに対しコットンがメインなんです。んで、配分はといえば、コットン60%、ナイロン30%にウールが10%。コットン特有のドライタッチなんだけど、光沢感としなやかさを兼備。シルエットもタイトでジャケットやコートにINするのに最適なんだよな~♪

 

カシミヤが何パーだからいい、とか、あのブランドだからいい、とかまったく関係なく。丈夫で使いやすくて、ベーシックを追求しているからこそ、ちょっとしたアイデアがあって。それが所有する喜びオンリーに陥ることなく、私たちの着こなしライフにしっかり効いてくれる。何ともスンバラシイじゃないの!! それが雑誌Begin同様、 “ヤミツキ” モノ選びの基準というわけです。ということで、令和を迎えて新時代、元年が終わり2年目が始まりますが、『ミツキのヤミツキ』もまだまだ続きます!! 2020年はデカイスポーツの大会もありますし&ミツキの後厄もようやく明けるw 来年もBASIC好きの皆様に、勝てる“V”ASICの良さを全力で! 「ヤベェ!マジ使えるわ!」の多くの声をいただくべく、GOOD BUY の貢献に尽力いたします!
では、服好きの皆さん、良いお年を! GOOD BYE♡

  • 着まわし♡:

  • 肌触り♡:

  • GOODBUY♡:

『Begin』プロデューサー
光木拓也

1977年生まれ。2000年に㈱ワールドフォトプレス入社。モノ・マガジン編集部を経て2006年㈱世界文化社に移籍。Begin編集部でファッションを担当し、2017年10代目編集長に就任。これまで、さまざまなジャンル、海外、国内の生産現場を取材し、本当にいいモノは何かを追求している。座右の銘は“中坊マインド”。いつまでも中2のときのようなワクワク感を求め、ヤンチャに各地を飛び回りいいモノ発掘中。2021年10月よりプロデューサーとして、ブランドとのコラボや新事業開発を担う。

Begin Magazine

肩肘張らないカッコいい!を追求する創刊34年目、クスッと笑えるフレンドリーでディープなパッション誌。ファッション、料理、インテリア、アウトドア……etc.
Begin=何かをはじめたい!人の欲しい!に応えるコンテンツ満載。衣食住遊のクレバーライフを送りたい人のためのグッドライフバイブルです。
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