クールネックニット

UPDATE : 2020.11.06

ヤミツキアイテム

2LAYER V-NECK

dip × BEAMS PLUS

ブランドやウンチクはもちろんですがね、ここではいかに“効く”かがキモ。
数あるビームスの商品の中から、『Begin』プロデューサーミツキが実際に、着て、見て、触って、効能あるモノだけピックアップ!
「ヤベェ!マジ使えるわ!」の声をいただくべく、令和を迎えて新時代、実のある身勝手コラムBeginしま〜す。

ショップでのコミュニケーションって大事

アメリカ大統領選挙、どうなるんすかね~、この記事がアップされる頃には決まっているんでしょーか。と、大統領選が激アツな今日この頃、写真上は一部のモノ好きの間で極地的に激アツだったパタゴニア。店頭で発見してなんだこのロゴ?!と思ったのがきっかけ。すかさず店員に聞いてみると、共和党レッド×民主党ブルーの配色で“大統領選挙モデル”とのこと。マジか~!! しかもボディ色は、レッド、ブルーの中間色であるパープルで。これは中立の立場を表現しているんだとか!! ネットで検索しても出てこない情報が、ショップスタッフの生の声から聞ける。ポチッとお買い物も便利でGOODですが、やっぱり実店舗ってあたたかみがあって最高よね♡ なーんて思いつつ、ヤミツキもそんなショップスタッフになったつもりで、webにあたたかみを注入していきたいと思います~♪ ということで、36品目となる今回は、見た目だけじゃわからない、クルーネックとVネックの中間、名付けて“クール”ネック! じつはずーっと定番で展開しているミドルな名ニットについてBeginします。

店頭にず~っとある、実はな隠れ名品なのだ

 

写真上は9品目で紹介し、20年ぶりに完売を果たした、ビームス プラスの名作『ダブルジップウォレット』。この名作ウォレットと同じくらいビームス プラスで展開してるんじゃないかな~、というのが、今回のヤミツキ、「dip」のニットです。ニットとスウェットの中間というべきか、ヤミツキポイントでも触れますが、ホントこのニットは“愛すべき中庸”。右でも左でもない、心地よ~いミドルが詰まっているんです。見た目ではフツーにニットですが、試着すれば違いがわかる!! ポチッと買い物する皆様のために、着て、見て、触ってをよりリアルに買い説したいと思います。ではヤミツキポイント行ってみましょ~♪

 

 

 

YAMITSUKI POINT

#MITSUKI’S ADDICTIVE

1
2
3
  • 1チクチクしない!
  • 2素材選定の妙

  • 3首元フレッシュ♪

POINT - 1

まさにこれぞ“肌”で感じる、なのだ

じつはミツキ、力は強いですが肌は弱いw ウールニットを着るとチクチクにやられてしまうんです。というわけで、まずは着心地にヤミツキ♡ ご覧のようにニット裏には天竺素材が貼りあわせてあるんです! だから、素肌にONしてもTシャツを着ているかのような着用感。少し汗ばんでも吸汗性もGOOD! このありそうでなかったダブルフェイス仕様にまずヤラれてしまったというわけなんです。

POINT - 2

買いやすいフレンドリープライスもGOOD

モノ選びでのヤミツキ儀式、触診をしてみると、光沢感があってすべすべ~♪ でもね、このニット素材、じつは細番手のアクリル糸を使用し、カシミヤタッチに柔らか~く編み立ててるんです。見た目は上質ニットなんだけど、スウェットのように洗濯機でガンガン洗えて、洗うほどに風合いが増していく。肩肘張らない、スラウチなニットと言えますね。扱いやすさを重視した素材のチョイス、裏に天竺を貼るという手の込んだ仕様でも1万円ちょい、というプライスを実現しているのも、作り手のそんな工夫があってこそなんです。

POINT - 3

“クール”ネックが作れちゃいます♪

前述したように、クルーでもなければVでもない、独特の“クール”ネックが特徴的。そのネック形状がめっちゃ効くんだな~これが!! 写真のように、Tシャツはキレイにバインダーが覗く正統レイヤード、タイドアップは大剣をちょっと浮かせればVゾーンにニュアンスが作れる♪ 一枚はもちろん、これからの時期、コート&ジャケットにINするミドルニットとしても効きまくってくれる、というわけです。

MITSUKI’S VOICE

一枚買えば多色買いしたくなる中毒性がある

このニットと出会ってからどれくらい経ったのだろう。15年くらい経つんじゃないかな~。このニットもそうだけど、ビームスにはトレンドに関係なくず~っと店頭を飾り続ける定番別注が数多く存在します。その理由は明確! 効能があるから。フレッシュなネック形状、裏に天竺を貼った着心地、そして上質ニットのようでロンTのような扱いやすさ、逆にいえばロンTのようで上質。まさに愛すべき中庸。着用感も着回しやすさも、一枚着ればヤミツキになって、ブラック、ホワイト、ネイビーと男の基本3原色はもちろん、毎シーズン追加されるNEWカラーが欲しくなる。そして軍パン、デニム、グレーパンツと男の3大基本パンツにも相性バツグン。肩肘張らずに嫌味もない、カッコいい“究極のフツー”、が完成しちゃいます。ということで、恒例の#顔切りのカリスマで実証してきましょー♪

見てくださいよ!

軍パンにコンバースに合わせればホラっ!

これぞ“究極のフツー”、もう何も語る必要はないってくらい、

最高のベーシックスタイルが完成。

カシミヤタッチな素材感も相まってどカジュアルに陥らない!

ベーシックなステンカラーオン!したらなお一層GOODですね!

そして、ヤミツキポイントでも触れたタイドアップスタイル。

紺ブレにデニムという王道トラッドスタイルにIN!

足元はグレーを拾ってニューバランス!

ベーシックなんだけどどこかフレッシュで、

今年はニットタイを新調して、タイドアップしてみよっかな、

と思わせてくれるコーデですね♪

紺ブレにデニム、オックスBDにニューバランス、

バッグはブリーフィング! ネイビートーンで合わせてグレーを差す!!

#顔切りのカリスマ 今回も勉強になりました♪

ちょうどニット欲しかったんだよね~、なアナタ

このクールネックはアナタに効くこと間違いなしです!

ということで、また次回のためにヤミツキ捜索してきまーす♪

  • 上質な着心地:

  • 着回し♪:

  • 究極のフツー:

『Begin』プロデューサー
光木拓也

1977年生まれ。2000年に㈱ワールドフォトプレス入社。モノ・マガジン編集部を経て2006年㈱世界文化社に移籍。Begin編集部でファッションを担当し、2017年10代目編集長に就任。これまで、さまざまなジャンル、海外、国内の生産現場を取材し、本当にいいモノは何かを追求している。座右の銘は“中坊マインド”。いつまでも中2のときのようなワクワク感を求め、ヤンチャに各地を飛び回りいいモノ発掘中。2021年10月よりプロデューサーとして、ブランドとのコラボや新事業開発を担う。

Begin Magazine

肩肘張らないカッコいい!を追求する創刊34年目、クスッと笑えるフレンドリーでディープなパッション誌。ファッション、料理、インテリア、アウトドア……etc.
Begin=何かをはじめたい!人の欲しい!に応えるコンテンツ満載。衣食住遊のクレバーライフを送りたい人のためのグッドライフバイブルです。
https://www.e-begin.jp/

MORE