Gジャンイイじゃん!

UPDATE : 2020.10.13

ヤミツキアイテム

POLYESTER TWILL G JACKET

BEAMS

ブランドやウンチクはもちろんですがね、ここではいかに“効く”かがキモ。
数あるビームスの商品の中から、『Begin』プロデューサーミツキが実際に、着て、見て、触って、効能あるモノだけピックアップ!
「ヤベェ!マジ使えるわ!」の声をいただくべく、令和を迎えて新時代、実のある身勝手コラムBeginしま〜す。

2020年BEAMSとBegin、もうひとつの“G”企画

 

まだコロナも遠い存在だった2019年末……ひとつの企画がBeginしました。世界から東京が注目される2020年、“TOKYO”をテーマに何かオモロイことができないかな〜と。そこで!! ニッポンを代表するスポーツ『野球』とBeginが得意とする『ファッション』を繋げられたら……ということで、東京といえばの読売巨人軍に大至急打診、BEAMSをはじめとする東京出身3大セレクトショップをブッキング〜♪  オリンピック開催により、例年より早い開幕日に合わせ商品企画が始まったのです。が、コロナにより開幕延期……開幕してもなお無観客&人数制限もあって、本格ローンチとは程遠い状況に……。が、そんな状況下であっても、売れに売れた“G“ジャンがあったんです。

プロ野球であってもBEAMS力を遺憾なく発揮!

それが写真上のMA−1。表裏のカラーリングを生かした膝を打つ名作! 球場に行くときは ブラックでフツーにMA-1、そして、球場に着いて裏返せばオレンジカラーのGIANTS! てな、何ともBEAMSらしいユーモア! スンバラシイ‼︎ これぞまさに、ヤミツキの精神である効能あるモノ! ファッションのみならずどんな分野でも、ビームスは遊び心満載だな〜なんて改めて感じたのでありました。そんなBEAMS×Beginの”TOKYO“プロジェクトも観客制限が大幅に解除されたことで、10月から東京ドーム内でも販売開始‼︎ファンはもちろん、東京ドームへ出かけた際はぜひ覗いてみてください! バックスクリーンやサイネージ、場内アナウンスでも告知してますよ〜♪

んで、東京を代表する“G“からアメカジを代表する”G“へ

ということで、“G“つながりで多少自慰気味な流れですがw  ミツキを刺激してくれたのが35品目となるこちらのGジャンです。

Gジャンといえば、1st、2nd、3rd、と年代により3タイプありますが、今回のヤミツキは3rd型、3型の中でも最もウエストがシェイプされた細身。お洒落巧者たちはアウターにIN!してレイヤードスタイルを楽しんじゃったりする、言わずと知れた不変のベーシックです。ちなみにボックスシルエットの2ndからなぜ3rdはウエストがシェイプされたのか? それは同じ年代に505、606と細身のデニムが登場したからと言われています。セットアップとして成立するよう、デニムのシルエットに合わせた、というわけなんですね。そんな豆知識ちょいと入れたところで、ヤミツキポイント行ってみましょ~♪

YAMITSUKI POINT

#MITSUKI’S ADDICTIVE

1
2
3
  • 1楽チン素材“ソロテックス“!
  • 23シーズン使えちゃう♪

  • 3珍カジュアルセットアップ

POINT - 1

不朽の名作に最新素材をON!ってのがイイ

まず一つ目のポイントはファブリックのチョイス! 遡ること2品目の「ハッピーカーデ」でもご紹介した「ソロテックス」を使用している点です。Begin本誌でも最注目している同素材は、もはや説明不要、と言っていいくらい定番化しましたね。そんな「ソロテックス」を改めて40字でおさらいすると『シワになりにくく、ストレッチ性があるのに天然素材ばりの柔らかさも持つスーパー繊維』。ポリエステル繊維でありながら、天然の風合いが特徴の素材を不変のベーシック、“Gジャン”へとスピンオフ。デニムは穿くけれど、Gジャンはちょっとハードで……着たいんだけど、スギちゃんみたいだし(懐)てな方にも、素材の良さと相まって、王道のカタチをやわらか~く、楽チン&キレイめに着こなすことができちゃう♪

POINT - 2

不変のカタチにして真夏以外着られるのもGOOD♪

後ほどvoiceのコーディネートでも触れますが、写真上のとおり、秋はブルゾンとして、寒くなればアウターにIN! そして春先はTシャツにON!と真夏以外の3シーズンコーデに効く万能選手! ソロテックス製でストレッチも効いているから、INに仕込んでも動きやすいってのもメリットね♪ カラーも写真のブラウン、ベージュ、ブラックと3色揃うからコーデの幅も広がりますね。

POINT - 3

じつは同素材のボトムスも用意されています♪

巷では、もうすっかり定番化したカジュアルセットアップ。だけど、いわゆるラペル型のジャケットがほとんどですよね。そんな中、こちらはGジャンのセットアップ。パンツはセンタークリースが入ってキレイめにもこなせるから、写真のようにセットアップではもちろん、上、下、それぞれパーツ使いもでき着まわし力も備えています。デニムの上下だと栄ちゃんになっちまいますからね、あ、矢沢ではなく吉田栄作ね(懐)。よほどお洒落でない限り着こなせないGジャンのセットアップも、素材を変えてみると……あ、自分もチャレンジできるかも!?と思わせてくれるって点もこのGジャンイイじゃん!なヤミツキポイントの一つですね。

MITSUKI’S VOICE

ラニーニャ現象で今年の冬は寒くなる!?

ようやく涼しくなってきましたね~♪ 今年は例年に比べて秋の気配をガツン!と感じる気がしません? さぁ秋の服を新調しよっかな~って高揚した気分になります。冬も今期は寒い!という予測、昨年まではダウンジャケットはいいかな、って風潮でしたが、今年は長~く着られる一着を!っていう気分にもなりますよね。そんな中でもやはりモノ選びの基準は効能。効かなきゃ意味がない。コロナ禍でさまざまがリセットされた今、とにかく無駄を省くって風潮がありますがね。てか、これってBEAMSとBeginがずーっと提唱してきた、“定番”、“ベーシック”、“10年選手”……etc.言い方はいろいろあるけれど、要はいいモノを長く着るってこと。いいモノ=不変的、効能あるモノ。サスティナブルなんていう横文字が踊る昨今ですが、この姿勢は何年、何十年も前からブレていない、かなりの先駆けでしたねw

Beginでは11月16日売の1月号で「アウター特集」を組みますが、そのテーマが“3シーズン使える!” このGジャンは見事にそれを体現してくれているアイテム。ベーシックで長~く着られて、一年中活躍する、しかも日々の着こなしのアクセントとしても効く! もう文句なしのヤミツキというわけなんですね。ということで、どうコーデに効いてくるのかを、恒例の #顔切りのカリスマに実践してもらいましょう♪

まずはみ~んな大好きニューバランス軸から!

スレートグレーを拾ってカーデ、パンツもグレーワントーンに。

そこにブラウンのGジャンをON!

う~ん、

カタチはGジャンでカジュアルなんだけど、どこか大人っぽさが漂う。

このコーデはベージュ、ブラック、他2色をONでもいけちゃいますね。

さすが、#顔切りのカリスマ、勉強になります♪

んで、お次はアウターにオン!

ブラックのコートにブラウンが効いてますね~。

ここで注目したいのが、ボトムスにデニムをあわせている点。

Gジャン×デニムなのに見てくださいよこの鮮度!

嫌~なワーク臭皆無でキレイめに決まってますよね。

これぞ、このアイテムが持つ力! 

コーデで見事に、わかりやす~く表現してくれています。

こちらも他2色でも転用OKなコーデですね、

ベージュなら、ブラウンよりも、もっとコントラストが効いた差し色に、

ブラックならばワントーンで大人なレイヤードが完成します。

で、最後にパンツのシルエット検証。

嫌味な~くガキっぽい太さとは一線を画すフレアなシルエット。

ローテクスニーカーにワンクッションで。

センタークリース入りだから、いろんなコーデに使えそう!!

Gジャンのカラー違いを2色買いか、セットアップ買いか、

はたまた、パンツを多色買いか……

なーんていう嬉しい悩みをくれる35品目のヤミツキベーシック。

GOOD!でGREAT!でGET!!すべきGジャンでした。


ではまた次回♪

  • 不変のベーシック:

  • 楽ちん&キレイめ:

  • 3シーズン使える:

『Begin』プロデューサー
光木拓也

1977年生まれ。2000年に㈱ワールドフォトプレス入社。モノ・マガジン編集部を経て2006年㈱世界文化社に移籍。Begin編集部でファッションを担当し、2017年10代目編集長に就任。これまで、さまざまなジャンル、海外、国内の生産現場を取材し、本当にいいモノは何かを追求している。座右の銘は“中坊マインド”。いつまでも中2のときのようなワクワク感を求め、ヤンチャに各地を飛び回りいいモノ発掘中。2021年10月よりプロデューサーとして、ブランドとのコラボや新事業開発を担う。

Begin Magazine

肩肘張らないカッコいい!を追求する創刊34年目、クスッと笑えるフレンドリーでディープなパッション誌。ファッション、料理、インテリア、アウトドア……etc.
Begin=何かをはじめたい!人の欲しい!に応えるコンテンツ満載。衣食住遊のクレバーライフを送りたい人のためのグッドライフバイブルです。
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