小脇に抱えるランドセル

UPDATE : 2022.04.28

ヤミツキアイテム

REPORTER 13

BRIEFING × BEAMS PLUS

ブランドやウンチクはもちろんですがね、ここではいかに“効く”かがキモ。
数あるビームスの商品の中から、『Begin』プロデューサーミツキが実際に、着て、見て、触って、効能あるモノだけピックアップ!
「ヤベェ!マジ使えるわ!」の声をいただくべく、令和を迎えて新時代、実のある身勝手コラムBeginしま〜す。

ビームス個人商店はじめました。

ビームススタッフの“個”にフューチャーしたユニークであたらしいECコンテンツ、『B印MARKET』が開設されました。その栄えある第1回のスペシャルセレクターとして、僭越ながらミツキを選んでいただき感謝感激♡  10品のヤミツキセレクト&執筆をさせていただいております。

その中で『ブリーフィングの歴史的名作』と題して書かせていただいたのが、ビームス プラス別注の3wayバッグです(詳しくは上記リンクから読んでね)。発売は今から20年前、それからずーっと店頭を飾り&売れ続ける、他に類を見ないロングセラー別注だ。で、今回54品目となるヤミツキは、そんな名作別注にすっぽり収まるすごいやつ。今の時代に合わせ“そう来たか!”と思わず唸った新名作について書きたいと思います。

ビームス プラス別注の証……それは“タグなし”

所有欲……“ブランドタグ”はそんな欲求を満たすモノかもしれません。世の中でいいとされているブランドがあれば、右に倣えで原価に何十倍ものプライスが付くモノを気持ちよく買う。極論いえば、そのブランドダグさえ付いていれば、たとえ使いにくくたって気にならない。タグは審美眼を盲目にしてしまうパワーもある。使いやすくて丈夫、いいデザイン、不変的……前述した浮ついたモノ選びとは真逆。タグがなくたってモノの本質で所有欲に応えたい……じつは、ビームス プラスの別注にはそんなメッセージが込められているのであーる。で、写真上の初代別注に出合ったのがもう20年前、9品目の“ダブルジップウォレット”の回で登場した、プラス創成期のバイヤーMr.Xが名作3wayを企画した。「ブランドタグはあえて内側に配しました」と紹介されたソレは、今では当たり前になったけれど、ブリーフケース、バックパック、ショルダーバッグの3通りで使えるという鮮烈なものだった。ミルスペックに準拠した堅牢なパーツをアメリカの軍需工場で生産する。“ミリタリーをタウンユース”にという、ブリーフィングのコンセプトをまさに肌で感じ取ることができた。そこには、ニッポンの“奥ゆかしさ”とアメリカの“勇ましさ”が同居していた。登場から20年以上たった今、ブリーフィング好きなら知らなきゃヤバイ名作への名脇役、どころか、ソロ活動したって売れっ子になること確実でしょーね。もちろん“タグなし”。愛用スタッフとファンの声を徹底的に取り入れ今の時代にもぴったり! 名作3wayにすっぽり!  IN↔︎OUTに活躍する令和のヤミツキブリーフィング、ポイントに行きましょう!

YAMITSUKI POINT

#MITSUKI’S ADDICTIVE

1
2
3
  • 1丈夫で軽い!
  • 2実はな3way⁉︎

  • 3これさえあれば!

POINT - 1

NIKEならぬ“エアー”がキモ

オールデンのコードバン、シエラデザインズのロクヨンと並び、ブリーフィングといえば、堅牢なバリスリックナイロンが代名詞的素材だ。防弾チョッキにも使用されるくらい丈夫なのは言わずもがな。だけど、ちょっと重い……ってのが正直なところでした。でもね、コイツには中空糸を入れ軽量化した『コーデュラエアーバリスティックナイロン』なる素材を使用。小脇に抱えていても重さを感じさせません。前述したように名作3wayのサイズに合わせて、ちょっと大きめだから、これまた小脇に抱えやすい♪  ちなみにフロントデザインは、ブランドアイコンでもあるレッドラインのウェビングテープでビームス プラスの "+" を表現。

POINT - 2

INバッグにOUTはクラッチバッグにそして……

名作3wayに収まるINバッグとして、底部に付いたハンドルに手を通せば、単体でクラッチバッグとして使えて重宝♪  でもね、実は底部に付いたハンドルを180度ひっくり返せば……写真のようにブリーフケースのように手持ちも可能!  名作3wayにすっぽり収まり、ちゃっかりコイツも3way♪ 生まれながらの子分肌、なんだかかわいいヤツじゃないの!  3つめのポイントで買い説しますが、とにかく機能的で&不変的でアンダー3万円!  お値段以上の2通り、かと思いきや3通りの旨みがあるっていう、小さな嬉しい裏切りにまたヤミツキ♪

POINT - 3

今の時代に欲しいポケットレイアウト♪

名作3wayと出合った20年前。ミツキもその頃はノートPCに資料本に書類にと、盛りだくさんの荷物で通勤していました。が、20年後……スマホにダブレットの登場で荷物はミニマルに。そんな今、テレカンに必要なPC回りのガジェットどころか、財布にカードケースに小物に……考え抜かれたポケット配置でとことん収納可♪   内側にはブランドタグが付けられ、こちらもビームス プラス別注の象徴、フライトジャケットタグをパロディしたタグが並びます。あと、意外と便利なのが、“あ!名刺を切らしてしまって……”なひとコマ。カードポケットも備わっているから、スペア名刺を入れておくことができます。いつでもスマートでなきゃならないビジネスマンには嬉しい限り。

MITSUKI’S VOICE

単純に良すぎてウンチクすらいらない

ホント、便利すぎて泣けてくる……もはや能書きはいりませんね。

最後に#顔切りのカリスマ で着こなし解説といきますが、

使いやすさのあとに合わせやすさ、オンオフ対応を検証して

ダメ押しといきましょう!

 

まず、セットアップスタイルに。

昔からミツキ的にはブリーフィングの良さを

“スーツに合うミリタリーは他にない!”と形容してきましたが

ご覧のとおり、堅牢さ無骨さを感じさせない品の良さ。

オンスタイルをクールに演出してくれますね。

そして、週末はショーツスタイルに。

今度はタフなカジュアルバッグにへ〜ンシン!

こちらもビームス プラスONLYのカラーミッドナイトブルーを


チョイスすればより爽やかさがアップ!

写真上はミツキのカバンの中身ですが、

たっぷり&すっきりと持ち運ぶことができます。

あ、今でもミツキの国内出張は名作3way。

2泊3日程度ならめちゃくちゃ便利です。

それにこの小さな新3wayが加われば最強すね。

もうこれさえあれば!なにもいらない、な機能性。

便利すぎて毎日使ってしまう、大人のランドセル的存在なのです♪

  • オンオフ対応:

  • 機能的&不変的:

  • 3通りの旨み:

『Begin』プロデューサー
光木拓也

1977年生まれ。2000年に㈱ワールドフォトプレス入社。モノ・マガジン編集部を経て2006年㈱世界文化社に移籍。Begin編集部でファッションを担当し、2017年10代目編集長に就任。これまで、さまざまなジャンル、海外、国内の生産現場を取材し、本当にいいモノは何かを追求している。座右の銘は“中坊マインド”。いつまでも中2のときのようなワクワク感を求め、ヤンチャに各地を飛び回りいいモノ発掘中。2021年10月よりプロデューサーとして、ブランドとのコラボや新事業開発を担う。

Begin Magazine

肩肘張らないカッコいい!を追求する創刊34年目、クスッと笑えるフレンドリーでディープなパッション誌。ファッション、料理、インテリア、アウトドア……etc.
Begin=何かをはじめたい!人の欲しい!に応えるコンテンツ満載。衣食住遊のクレバーライフを送りたい人のためのグッドライフバイブルです。
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