ボスリントン

UPDATE : 2019.07.05

ヤミツキアイテム

LEMTOSH

MOSCOT × BEAMS PLUS

ブランドやウンチクはもちろんですがね、ここではいかに“効く”かがキモ。
数あるビームスの商品の中から、『Begin』プロデューサーミツキが実際に、着て、見て、触って、効能あるモノだけピックアップ!
「ヤベェ!マジ使えるわ!」の声をいただくべく、令和を迎えて新時代、実のある身勝手コラムBeginしま〜す。

名付け親って何にでもいるもんです

トートツですが、オールデンを代表する再細ラスト“アバディーン”。

なんでこの名前が付いたのか。それは先代の社長が無類のゴルフ好き! 世界で6番目に古い、スコットランドの名門アバディーンゴルフクラブから取っているらしい! ちなみに“プラザラスト”は1985年のプラザ合意が行われた、ニューヨークのプラザホテルから付けられました。という具合にネーミングってのは何にでも存在しますよね。んで、今回はプラザ合意も行われたNYの老舗眼鏡店モスコット。実はアタクシこのレムトッシュに関連し、名付け親になっちゃった、テヘっ♡な経緯のあるヤミツキからBeginしたいと思いま~す♪

言わばメガネ界のオックスフォードBDシャツだ

絶対に持ってなきゃヤバイ!服好きのエッセンシャル。その代表選手といえば白BDシャツ。言わずと知れた大定番ですが、このレムトッシュこそメガネ界の白BDシャツ的存在といえます。1915年にハイマン.モスコット氏がNYのレヴィンストリート94番地に眼鏡店を構えて以来、4世代続く眼鏡ブランドでは稀有な100年ブランド。3代目のジョエル.モスコット氏によって1950年代作られ、それから半世紀もの間、カタチを変えずに存在し続ける! そんな名作にビームス プラスがお初!にアレンジしちゃった⁈ これがまためっちゃ効くんです♪

YAMITSUKI POINT

#MITSUKI’S ADDICTIVE

1
2
3
  • 1眼鏡の基本がわかるクラシックな作り
  • 2日本人には嬉しいパッド装着♡

  • 3純正のケースが高品質♩

POINT - 1

‘50年代に生まれたプラスチックフレームの源流

アメリカ生まれのプラスチックフレームの定番といえば、レイバンのウェイファーラー。誕生年が1952年ですから、ほぼ同時期にこのレムトッシュも生まれたことになります。作りは至ってシンプル。クラシックなディテールである7枚蝶番に、それをフロント=智でかしめた、通称カシメ。テンプル部には創業者が眼鏡を販売していた押し車の刻印が入るなど、簡素ながら往年のディテールが堪能できるのもいい。
華美な装飾なく、ずっと変わらない仕様がモノの所有感を高める、ベーシック好きにはたまらない、シンプルの究極といえますね。

POINT - 2

変えない美学と買えちゃう!効くモデルチェンジ

徐々に丸みが帯びてきている、磨きの技術がない昔はゴツゴツしていて味がある……etc.通の間では微差に一喜一憂(笑)な部分もありますが、先に触れたように1950年代に誕生してから、基本ずっとカタチを変えていません。が、この度ビームス プラスによって初!の改良がされたんです。それがノーズパッドが付いたということ。欧米人にくらべ、鼻の低い日本人には嬉しい限り! インコテックスの日本人仕様の名作『J35』のように、ニッポンのベーシック好きのための仕様というワケです。これにより、掛けたかったんだけど、ずれ落ちてくるんだよね~な悩みを解消してくれます。ずっと変わらないカタチに、これなら買えちゃう!アレンジ。素直にヤミツキになりますね♪

POINT - 3

ハイクオリティ!

そして、これまたヤミツキをもうひとつ。付属するメガネケースがめちゃハイクオリティ!3万円台とフレンドリープライスながらご覧の通り、天然皮革でイエローステッチがアクセントのケースが付いてきちゃう‼︎ 他ブランドでこれほど良くデキなモノが付属するってなかなかないし……値付けしたら1万円近くで売れるんじゃないかな~てなある意味サービス精神満点なオマケにもヤミツキに。

MITSUKI’S VOICE

  • ボストンとウェリントンの間

    ボストンとウェリントンの間

丸みを帯びたこのレムトッシュの形はウェリントンとボストンの間ということで……“ボスリントン”と名付けたのは実は©️ミツキなんです。テヘッ❤️ 智部分がフレームの中央に位置し、丸みを帯びたボストンは掛ける人を選びます。下手すりゃ“ごはんですよ~”な大村崑状態にw  ジョニーデップにはなかなかなりません。そこで、丸みを帯びながら、智部分がウェリントンのように高い位置にあるボスリントンなら、ボストンのようにお洒落感がありながらも万人に合う!と昔、Begin誌上で提案させていただきました。今では眼鏡業界で、このボスリントンは、このレムトッシュのような形を総称する名称として定着! ミツキは見事名付け親となったのです✌️

なーんて小さな自慢をさせていただきながら、このボスリントン、レムトッシュを掛けたビームススタッフたちをご覧ください。面長、卵型、丸型……どんな顔型でもみーんなバッチリ似合ってますよね♪ 歴史、モノの良さ、変わらない美学、買えちゃう!アレンジ、そして嬉しすぎるケースのオマケに、3万円台のフレンドリープライス! トレンドと無縁のベーシックな形ですし、これほど服好きが愛する眼鏡って他にあります?ってくらいパーフェクトですね♡ あとね、こちらも名作、レイバンウェイファーラー。でもみーんな掛けてるしな~って上がらない貴方にもクレバーなチョイスと言えますね♪

  • そ.し.て.何より!!!!!!!!!!!!!!!!

    そ.し.て.何より!!!!!!!!!!!!!!!!

設楽社長もヤミツキ~!!!!!!!!!!!!♡

という事実を知れば、こりゃもう問答無用で

YO!CHECK!!

ですね♪

  • かけ心地:

  • 王道・名作:

  • 目がテン:

『Begin』プロデューサー
光木拓也

1977年生まれ。2000年に㈱ワールドフォトプレス入社。モノ・マガジン編集部を経て2006年㈱世界文化社に移籍。Begin編集部でファッションを担当し、2017年10代目編集長に就任。これまで、さまざまなジャンル、海外、国内の生産現場を取材し、本当にいいモノは何かを追求している。座右の銘は“中坊マインド”。いつまでも中2のときのようなワクワク感を求め、ヤンチャに各地を飛び回りいいモノ発掘中。2021年10月よりプロデューサーとして、ブランドとのコラボや新事業開発を担う。

Begin Magazine

肩肘張らないカッコいい!を追求する創刊34年目、クスッと笑えるフレンドリーでディープなパッション誌。ファッション、料理、インテリア、アウトドア……etc.
Begin=何かをはじめたい!人の欲しい!に応えるコンテンツ満載。衣食住遊のクレバーライフを送りたい人のためのグッドライフバイブルです。
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